データとして記録された最新7日間を抽出する
1.想定される利用目的
・定形レポートのための抽出
・SPSS CADSを利用したストリームの自動化
2.サンプルストリームのダウンロード
3.サンプルストリームの説明
a.入力するデータは以下の通りです。日付と部問名(Cate)にランダムな実績値(Value)を割り当てています。
このデータの最新の記録は2024年9月11日です。
レコード結合で日付の最大値のみを抽出する
b.[レコード集計]ノードを編集します。
[プレビュー]します。
c.[フィルター]ノードを編集します。
d.[レコード結合]ノードを編集します。
[テーブル]を実行します。 Valueはランダムなので毎回変わります。
最新日までの移動7日間を抽出する
e.[レコード結合]ノードを編集します。キーをブランクにして、1対N結合をします。
[プレビュー]します。
f.[条件抽出]ノードを編集します。Modeler18.5以降に搭載された関数[date_add_days]を利用します。本来N日後に使う関数ですがマイナスを利用しN日前を表現できます。
[date_add_days]は以下の記事で詳しく取り上げています。
[テーブル]を実行します。 Valueはランダムなので毎回変わります。
注意事項
Ver18.4以前をお使いの方は関数[date_add_days]がありませんので gのように基準時間を利用した記述にします。
4.参考情報
タイムスタンプの差の計算
よく使う「日付と時間」関数
SPSS Modeler ノードリファレンス目次
SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)