欠損値レコードを確認して削除/抽出（欠損値/空白の削除と抽出）
1.想定される利用目的
・顧客属性データのクレンジング
・設備IoTデータの欠損値の処理
2.サンプルストリームのダウンロード
3.サンプルストリームの説明
a.入力するデータは以下の通りです。
[テーブル]ノードから削除/抽出のノードを自動生成させる方法
b.[テーブル]ノードを実行します。Nullのセルを選んだままメニューから[条件抽出ノード(AND)]を選択します。
c.[条件抽出]ノードが自動生成されます。Nullのレコードを確認します。
[プレビュー]します。
d.[条件抽出]ノードを複製して[含める]から[破棄]へ選択を切り替えます。
[プレビュー]します。
[データ検査]ノードを利用する方法
e.[データ検査]ノードを実行します。有効なレコード4件が欠損値だとわかります。
[値]の行を選択したまま以下のメニューを選びます。
[テーブル]で選択したフィールドを選択しています。
f.[条件抽出]ノードが自動生成されます。d同様に欠損値を抽出します。
g.fの反対のモードです。cと同様に該当レコードを破棄します。
注意点
値で昇順ソートすると、存在すれば先頭レコードがNullになるため、その方法でも確認が可能です。
4.参考情報
[データ検査]ノードの解説記事
SPSS Modeler ノードリファレンス目次
SPSS Modeler 逆引きストリーム集（データ加工）