複数条件でリストを名寄せ(名寄せ)
1.想定される利用目的
・顧客マスタや取引先マスタデータのクレンジング
・対象データの精査
2.サンプルストリームのダウンロード
3.サンプルストリームの説明
a.入力するデータひとつ目は以下の通りです。こちらを主テーブルにします。

b.入力するデータ2つ目は以下の通りです。AAA社は完全一致していますがCCC社は郵便番号が、DDD社はメールアドレスが変更されています。

c.[レコード結合]ノードを編集します。[レコード結合方法]は[条件]を選択し[重複したフィールド名に...]をチェックしてテーブルの由来を確認します。条件は式ビルダで記述し、aを主テーブルにして部分外部結合します。

[テーブル]を実行します。BBB社は郵便番号もメールアドレスも異なったためNULLが入りましたがCCC社とDDD社は条件を満たしたので結合されました。

注意事項
IDなどの数字の羅列の場合に片方のテーブルは整数型でもう一つが文字型で認識されているとキーとして不一致を起こすため事前に型の確認と変更が必要です。
4.参考情報
名寄せの解説記事
SPSS Modeler ノードリファレンス目次
SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)

