整数型を文字列や日付型にする
1.想定される利用目的
DBで定義されているデータの型を分析目的に応じて変更する
整数の商品IDは桁数ズレで問題が起こりやすいため強制的に文字列へ変更する
2.サンプルストリームのダウンロード
3.サンプルストリームの説明
a.入力するデータは以下の通りです。セルの右側に寄せられていることから整数型だとわかります。
b.[データ型]ノードを確認します。 [日付]の左にあるアイコンからストレージが整数型だと認識されています。なお実数の場合アイコンにRの文字が付与されます。
整数型を文字列へ
c.[フィールド作成]ノードを編集します。 [置換]条件を[常時]にして、以下の関数で型を変更します。
d.[データ]ノードを確認します。 フィールド列の日付の前にAのアイコンがあり、尺度も名義型と判別され文字列へ変更されたことがわかります。
整数を日付型へ
e.[フィールド作成]ノードを編集します。 [置換]条件を[常時]にして、以下の関数で型を変更します。整数から直接文字列に変換できないため、一度文字列に変更した上で変換しています。
f.[データ]ノードを確認します。 フィールド列の日付の前にカレンダーのアイコンがあり、尺度も連続型と判別され日付型へ変更されたことがわかります。
注意事項
データ型の変更は参照しているDBによってはSQLプッシュバックが有効でない場合がありますので、確認後適切な方法を検討します。
4.参考情報
よく使う文字列関数
SPSS Modeler ノードリファレンス目次
SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)