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日付の列からN日後の列を作成する(SPSS Modeler データ加工逆引き1-5)

Last updated at Posted at 2022-07-01

日付の列からN日後の列を作成(日付の加算)

スクリーンショット 2022-06-15 9.21.04.png

2023年12月にリリースしたModeler Ver18.5で直接利用可能な関数が追加されました。該当バージョン以降を利用する方は手順eから確認ください。

この記事は以下のブログをもとに作成されています。詳しく解説されていますのでご覧ください。

1.想定される利用目的

・入会日からN日後を特定し特徴量作成の材料にする
・部品が設備に取り付けられてからN日後のチェックポイントを求め特徴量の材料にする

2.サンプルストリームのダウンロード

3.サンプルストリームの説明

スクリーンショット 2024-01-12 13.25.32.png

a.入力するデータは以下の通りです。
スクリーンショット 2022-06-15 9.37.58.png

Ver18.4以前の方法

b.[フィールド作成]ノードを編集します。「Modelerデータ加工Tips#08」で説明されている通り、まず1900年1月1日を基準日(設定変更可能)として、そこから起算日が何秒経過しているのか[datetime_in_seconds(フィールド)]で求めます。次に7日分の秒数を加えて、最後に[datetime_day(フィールド)]で日付に戻します。
スクリーンショット 2022-06-15 9.38.58.png

式ビルダーの日付関数を利用すると簡単に入力できます。
スクリーンショット 2022-06-15 9.49.49.png

c.月をまたぐ場合にはうるう月の配慮が必要です。

スクリーンショット 2022-06-15 9.58.22.png

コード(CLEM式)は以下の通り。

d.月をまたぐ場合をスーパーノードでパラメータから利用できるようにします。

スクリーンショット 2022-06-15 10.02.25.png

スクリーンショット 2022-06-15 10.04.32.png

コード(CLEM式)は以下の通り。

[テーブル]を確認します。Nヶ月後は7ヶ月後で表示しています。
スクリーンショット 2022-06-15 10.08.14.png

Ver18.5以降の方法

e.[フィールド作成]ノードを編集します。関数date_add_daysを利用します。

スクリーンショット 2024-01-12 13.35.24.png

f.[フィールド作成]ノードを編集します。関数date_add_monthsを利用します。

スクリーンショット 2024-01-12 13.36.56.png

g.[フィールド作成]ノードを編集します。関数date_add_yearsを利用します。

スクリーンショット 2024-01-12 13.37.42.png

注意事項

うるう年かどうかは、西暦が4で割り切れる(ただし100では割り切れず、400では割り切れる)の条件を使うため割り算した余り(剰余)を求める関数remを利用しています。(「Modelerデータ加工Tips#08」より引用)

4.参考情報

スーパーノードとパラメーターを詳しく説明した記事

日付の加算減算

よく使う「日付と時間」関数

SPSS Modeler ノードリファレンス目次

SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)

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