ID毎に同じ事象が起きてからの経過日数(@SINCE)
1.想定される利用目的
・顧客の特定行動から特徴量を作成する
・設備ログから特定イベントの経過日数を特徴量にする
2.サンプルストリームのダウンロード
3.サンプルストリームの説明
b.[フィールド作成]ノードを編集します。ある状態が何行上で起きたかを[@SINCE()]で得られます。状態は同じIDで最後に同じ事象が起きたレコードの上方参照なので[@THIS(事象)=事象 and @THIS(ID)=ID]としています。
c.[フィールド作成]ノードを編集します。同じIDで何行上に同じ事象があるかがわかっていますのでオフセット関数を使って比較するべき日付のデータ(該当日)を作成します。@OFFSET(列,1)は列の1行上を参照する関数です。
d.[フィールド作成]ノードを編集します。該当日から[Date]までの日数を求めます。
注意点
この計算を用いるときはIDと日付で昇順ソートを事前に行っていることを確認してください。
4.参考情報
IoTデータを扱った記事
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