DB入力ノードにクエリを書き込んで高速に読み込む(SQLプッシュバック)
この記事は逆引き9-6を前提に書かれています。先に参照ください。
1.想定される利用目的
・大規模なデータベースを入力にした際のデータ加工速度の向上
2.サンプルストリームのダウンロード
3.サンプルストリームの説明
a.入力するデータは以下の通りです。読み込み時点で[Cate]が[1]に絞り込まれています。

DB接続は以下の記事を参考にしてください。
[テーブル]を実行します。読み込み時点でレコード(行)が絞り込まれており、後続のストリームでもSQLプッシュバックが有効であることがわかります。

注意事項
今回の処理はシンプルであるためSQLクエリを利用する恩恵は少なく、同じ内容を後続のストリームで記述しても速度に変化はありません。以下の記事のように速度を稼げる処理かどうかを見極めて利用します。また速度のみならず、多くの利用者の利便性を上げるためにテーブルを結合し行と列を絞り込んだ読み込みのルーチンとして利用するケースも想定されます。
4.参考情報
SQLプッシュバックを解説した記事
SPSS Modeler ノードリファレンス目次
SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)



