顧客の前期と後期の部門別購買変化を記述する
1.想定される利用目的
・顧客の休眠予測モデルの特徴量作成
2.サンプルストリームのダウンロード
3.サンプルストリームの説明
a.入力するデータは以下の通りです。顧客IDごとに時系列で利用実績が記録されています。
b.[条件抽出]ノードを編集します。2つの期間に絞り込みます。
c.[フラグ設定]ノードを編集します。大分類が出てこない場合には入力の[データ型]タブで[値の読み込み]ボタンを実行します。
[プレビュー]します。顧客の四半期ごとの部門別購買有無になりました。ひとりの客に最大2レコードが作成されます。
d.[フィールド作成]ノードを編集します。[派生]を[条件付き]に選択した上で後期に限り、ひとつ上のレコードも同じIDの場合(前期にも実績があった場合)は[Then]それぞれの部門のひとつ上の実績を文字列結合しています。[@OFFSET(フィールド,1)]でフィールドの値の1行上を参照します。
[プレビュー]します。
e.[条件抽出]ノードを編集します。後期のみのレコードに絞ります。
[テーブル]を実行します。
注意事項
サンプルデータは2期とも何らかの購買がある顧客を対象にしています(変化が存在する)。もしどちらか一方の期間に全く実績のないことが想定される場合は、それを考慮した設計をする(全てFを埋めるなど)必要があります。
4.参考情報
フラグ変数/ダミー変数作成(縦持ちを横持ちへ)
SPSS Modeler ノードリファレンス目次
SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)









