7-5 Statistics エクスポート [Statisticsタブ]
*このノードを利用にはSPSS Statisiticsのライセンスや連携のための設定は不要です。
1.ノードの目的
SPSS Statistics 形式のデータ(拡張子SAV)にデータを書き出します。
圧縮率が高く大規模データをフラットファイルとして保存するのに便利です。
(SPSS Statisticsのライセンスは不要です)
2.解説動画(60秒)
3.クイックスタート
線型回帰モデルを作成します(ノードリファレンス5-21と共通)
*Statisticsモデルを利用するためSPSS連携設定が必要です 5-21 を参照してください。
[Statisiticsモデル]ノードを編集します。メニューから[変換]の[欠損値の置き換え]を選択します。
Statisiticsのダイアログが表示されますので、以下のように設定し[OK]します。
実行するSPSSシンタックスが自動で記述されます。[OK]を押します。
[データ型]ノードを繋げて編集、[値の読み込み]ボタンを押して値を確定します。
最後に[Statistics エクスポート]ノードを接続します。
[Statistics エクスポート]ノードを編集します。出力するファイル名と場所を指定します。[データインポートノード生成]にチェックを入れます。
[Statistics エクスポート]ノードを実行します。SPSS形式のデータファイルとして読み込まれました。
[プレビュー]します。スコアリング列(予測値)が追加されたSPSS形式データを読み出しました。
4.Tips
SPSS形式特有の値ラベルの切り替えを以下のように実施できます。赤枠ボタンをオンすると [タイプ]が自動車になり 、オフすると0になります。
*SPSS形式(SAVファイル)では性別のような質的データは、0=男性 1=女性 とあらかじめ値ラベルを定義することができます。データは数値で保有するので圧縮率が高く、演算にも有利ですが、結果の解釈をサポートするためにラベルを使用することができます。
5.参考情報
利用データ
右クリックでリンク先を保存してください。
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