顧客の来店サイクルと超過した日数を求める
1.想定される利用目的
・顧客の休眠防止施策の実行条件としてのデータ作成
・顧客カルテへの記述
2.サンプルストリームのダウンロード
3.サンプルストリームの説明
a.入力するデータは以下の通りです。顧客IDごとに時系列で利用実績が記録されています。
b.[グローバルノードの設定]ノードを編集します。対象データの最終日を求めます。
[実行]します。2025-12-31がデータの最終日としてキャッシュされ後続の(f)で参照されます。
c.[レコード]ノードを編集します。顧客が同じ日に複数の商品を購入しているため、顧客の日ごとのデータに要約します。
[プレビュー]します。顧客の日ごとの購買履歴になりました。
d.[レコード]ノードを編集します。顧客ごとにデータを要約します。
[プレビュー]します。
e.[フィールド作成]ノードを編集します。2回以上来店のある人は期間を日数で割って来店サイクルを求めます。
[プレビュー]します。
f.[フィールド作成]ノードを編集します。顧客の最終来店日とbでキャッシュしたデータの最終日の差
でリーセンシーを求めます。
グローバル関数は式ビルダの右のリストから呼び出して利用可能です。
[プレビュー]します。
g.[フィールド作成]ノードを編集します。
[テーブル]を実行します。
注意事項
グローバルノードは一時的に統計量を保存して呼び出せるためとても便利な一方、バッチ処理の際には最初に実行するように設定しておく必要があります。
4.参考情報
顧客の最終利用日と経過日数(リーセンシー)
SPSS Modeler ノードリファレンス目次
SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)















