括弧内の文字列を抽出/削除(名寄せ)
1.想定される利用目的
・組織名や商品名の名寄せ
・コンタクトセンターログの分析用加工
・設備ログの分析用加工
2.サンプルストリームのダウンロード
3.サンプルストリームの説明
a.入力するデータは以下の通りです。
括弧内の文字列を抽出する
b.[フィールド作成]ノードを編集します。substring_between(開始文字位置,終了文字位置,フィールド)でフィールドの文字列を抽出できます。locchar関数で文字の位置を示す際にはバッククォートを利用し、開始文字の場合には括弧の次にするために＋1にします。
式ビルダーの文字列関数を利用すると便利です。
c.[フィールド作成]ノードを編集します。substringを使っても同じことができます。
substringは以下の記事で扱っています。
[プレビュー]します。
括弧を含めて該当する文字列を削除する
d.[フィールド作成]ノードを編集します。bで利用した関数を使って該当文字列特定し、replace("文字列1","文字列2",フィールド)で 空文字に置き換えています。bのノードの後続であればreplace("("><括弧内抽出1><")","", C1)でも同じことになります。
[プレビュー]します。1レコード目がスペースから開始されているので除去します。
e.[置換]ノードを編集します。
[プレビュー]します。
注意事項
locchar(`(` ,1, C1) ではバッククォートを利用します。
4.参考情報
よく使う文字列関数
Modelerと正規表現
SPSS Modeler ノードリファレンス目次
SPSS Modeler 逆引きストリーム集（データ加工）