IDでテーブルを結合する(部分外部結合と逆結合)
*内部結合と完全外部結合はデータ加工逆引き6-1をご覧ください。
1.想定される利用目的
・レコメンド用商品テーブルの作成
・異常検知のアラートリストの作成
2.サンプルストリームのダウンロード
3.サンプルストリームの説明
部分外部結合(partial outer join)
c.[レコード結合]ノードを編集します。[レコード結合方法]を[キー]にして[会員ID]を[結合キー]にします。ラジオボタンは[一致レコードおよび選択した不一致レコードを含める(部分外部結合)]を選択します。[データの選択]ボタンを押して[果物購入者リスト]が主テーブルになっていることを確認します。

[プレビュー]をします。果物購入者のを主として野菜購入の列が追加されました。該当がない場合には欠損値Nullが割り当てられています。

逆結合(anti-join)
d.[レコード結合]ノードを編集します。[レコード結合方法]を[キー]にして[会員ID]を[結合キー]にします。ラジオボタンは[最初のデータセット中の他と一致しないレコードを含める(逆結合)]を選択します。

[プレビュー]をします。野菜を買っていない果物の会員リストが作られました。

注意事項
会員IDは整数か文字列で統一している必要があります。また片方のフィールド名称が会員番号だった場合にはあらかじめ[フィルター]ノードで会員IDにリネームしておきます。
4.参考情報
[レコード結合]の解説記事
SPSS Modeler ノードリファレンス目次
SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)



