過去の値を列に展開(オフセットと時系列加工ノード)
1.想定される利用目的
・需要予測モデルのための特徴量作成
・不正検知や倒産/解約/ランクアップ予測のための顧客行動の特徴量作成
・異常検知や故障予測のための特徴量作成
2.サンプルストリームのダウンロード
3.サンプルストリームの説明
a.入力するデータは以下の通りです。[PV]の昨日から3日前までの値を新しいフィールドとして作成します。

b.[フィールド作成]ノードを編集します。列方向に参照するオフセット関数を利用します。[@OFFSET(フィールド,1)]でフィールドの値の1行上を参照します。1を−1にすると1行下を参照。

式ビルダーのライブラリから@関数を探すと簡単に入力できます。

[時系列]ノードを利用して同時にN日分のオフセットフィールドを作る
e.[時系列]ノードを編集します。スパンを7にして7日分一度に作成します。

注意点
ニューラルなどを使った特殊なトレンド予測をする場合に[時系列]ノードで将来の値を列に展開する場合があります。この時は降順ソートして作成して時系列加工後に昇順に戻します。
4.参考情報
オフセット関数を解説した記事
時系列ノード(加工)と機械学習のトレンド予測モデル作成手続き
SPSS Modeler ノードリファレンス目次
SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)






