決定木の所属ルールと該当条件をレコードに割り当てる
この記事は以下のブログを元に書かれています。
1.想定される利用目的
・マーケティング施策実施の際の判別条件説明
・与信提示の際の判別条件説明
・設備故障アラートの際の判別条件説明
2.サンプルストリームのダウンロード
3.サンプルストリームの説明
ルールをレコードに割り当てる
a.入力するデータは以下の通りです。[解約フラグ]を予測するための通信系データセットです。
b.[データ型]ノードを編集します。
c.[CHAID]ノードを実行します。dのナゲットが生成されます。
d.[CHAIDモデル]を編集します。[生成]メニューから[ルールセット]を選択します。
以下はOKを選択するとeが生成されます。
e.[CHAIDルールセット]ノードを編集します。[生成]メニューから[ルールトレースノード]を選択します。fが自動生成されます。
f.[スーパー]ノードを編集し[ズームイン]ボタンを押します。決定木のルールが自動的にノードとして作成されています。
g.[テーブル]を表示します。
ルールの該当条件をレコードに割り当てる
h.追加で入力するデータは以下の通りです。
このデータは以下の方法で作成されたものです。
i.[置換]ノードを編集します。文字列の前後の空白を除去します。
j.[フィールド作成]ノードを編集します。
[プレビュー]します。
k.[フィールド作成]ノードを編集します。
この時点でのテーブルイメージは以下の通りです。
l.[置換]ノードを編集します。
この時点でのテーブルイメージは以下の通りです。
m.[条件抽出]ノードを編集します。
n.[フィールド作成]ノードを編集します。
この時点でのテーブルイメージは以下の通りです。
o.[データ型]ノードで値の読み込みボタンを押します。
p.[再構成]ノードを編集します。
[プレビュー]します。
q.[置換]ノードを編集します。
r.[置換]ノードを編集します。
[プレビュー]します。
s.[レコード集計]ノードを編集します。
t.[置換]ノードを編集します。
u.[フィールド作成]ノードを編集します。
[プレビュー]します。
v.[レコード結合]ノードを編集します。
w.[フィルター]ノードを編集します。
[テーブル]を実行します。
注意点
SPSS Modeler18.4ではルールセットノードトレースノードを作成するためにパッチを充てる必要があります。
4. 参考情報
この記事の元になったブログ
SPSS Modeler ノードリファレンス目次
SPSS Modeler 逆引きストリーム集（データ加工）