はじめに
先日、AWS Certified Developer - Associate(DVA-C02)を受験して合格することができたのでアソシエイト3冠を達成することができました。
今後残りの資格も取得したいと思っているので、学習を振り返りながら少しでもみなさんの参考になればいいなと思っています。
取得した順番
資格名 | 取得月 |
---|---|
クラウドプラクティショナー(CLF-C01) | 2023年4月 |
ソリューションアーキテクト - アソシエイト(SAA-C03) | 2023年4月 |
SysOpsアドミニストレータ - アソシエイト(SOA-C02) | 2023年4月 |
デベロッパー - アソシエイト(DVA-C02) | 2023年5月 |
アソシエイトの基礎知識を学ぶためにも、最初はクラウドプラクティショナーの受験をオススメします。ここの基礎を押さえたので比較的苦労せずにアソシエイトを取得することができました。
クラウドプラクティショナーの記事は過去に書いてるのでそちらも見てもらえればなと思います。
【受験期】駆け出しエンジニアが5日でクラウドプラクティショナーを突破した方法
各試験の難易度
個人的にですが、難しい順に並べると以下のようになります。
SOAは他の試験に比べて毛色が違うので難易度が高かったです。
順位 | 資格名 |
---|---|
1 | SysOpsアドミニストレータ - アソシエイト(SOA-C02) |
2 | ソリューションアーキテクト - アソシエイト(SAA-C03) |
3 | デベロッパー - アソシエイト(DVA-C02) |
4 | クラウドプラクティショナー(CLF-C01) |
AWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA-C03)
2番目にソリューションアーキテクト - アソシエイト(SAA-C03)を受験したのですがレベル感としてはクラウドプラクティショナーの2倍は難しかったです。試験がC03に改定されてから、ただ単にサービスを答えるような問題は少なくなり長文問題が多くなっている気がしました。クラウドプラクティショナーではすぐに答えを出せるような問題ばかりで長文の問題はなかったので、そこに慣れるのに時間がかかりました。
使用した参考書は、
・AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第2版
こちらの参考書は、C02版ですが大まかなサービスの概要をおさえるには最適だと思います。
参考書は早く読み終わって問題に取り掛かり、わからない箇所があったらその都度参考書に戻るのがいいと思います。
使用した問題集は、
Udemyの問題集と迷ったのですが、本番と難易度が同じくらいのTechStockを使用しました。問題量もかなりあって全て解くには時間がかかりますが、1つ1つのサービスについて色んな角度から問題を出してくれるので必ず全て解いた方がいいと思います。解説にはAWS公式のURLものっているのでそちらも参考にしながら問題を解くのがオススメです。
全ての試験に共通しているのですが、答えを覚えるのではなく各サービスの詳細を覚えるようにすると本番で見たことない問題が出題されても対応できると思います。
この問題集は1から最後まで2周して、本番に臨みました。
- 参考書を早めに1周する(参考書はなんでもいいかも、、)
- TechStockを2周してわからない問題にチェックしていく
- チェックした問題を解きつつAWS公式のホワイトペーパーにも目を通しておく
- VPCはしっかり理解しておいた方が良い
AWS Certified SysOps Administrator - Associate(SOA-C02)
ソリューションアーキテクトの次は、SysOpsアドミニストレータ - アソシエイト(SOA-C02)を受験しました。
感覚的にはアソシエイトの中で1番難しく、コツが掴みづらかったです。
特にVPCやネットワーク、IAMに関する問題や実際にサービスをどのように構築するかなどが深く問われる印象だったので問題集だけではなくAWS公式のホワイトペーパーやハンズオンを活用するのが良いと思います。
SOAは、参考書は使用せずにTechStockで問題を解きながら解説を理解するようにしましたが、やはり参考書に一通り目を通してから問題に取り組んだ方が効率は上がると思います。
・AWS認定資格試験テキスト AWS認定SysOpsアドミニストレーター - アソシエイト
- TechStock3周
- 空いた時間でハンズオンの動画を見る
AWS Certified Developer - Associate(DVA-C02)
最後にデベロッパー - アソシエイト(DVA-C02)を受験しましたが、SAAを取得したらSOAではなくまずDVAを受験することをオススメします。
理由は、SAAで得た知識で解ける問題がかなり多いからです。問題文もSAAに比べて短く、単にサービスを答える問題も出題されます。デベロッパー - アソシエイト(DVA-C02)も改定されましたがSAA-C03ほど大きく改定されたわけではないので、そこまで難易度は高くないと思います。
SAAやSOAに合格している方なら、TechStockを1周してコマンドなどを抑えるだけで合格点に届くと思います。
最後に
1つの試験に合格したらなるべく期間を空けずに次の試験に挑むのが効率がいいと思いました。
クラウドプラクティショナーから始まってアソシエイトまでは学んだ知識を続いて活かすことができるので、せっかく学んだ知識を忘れないうちに受けるようにすることで短期間で取得することができると思います。
資格取得だけが目的にならないように、実際にAWSサービスを使用できる知識を得ることを意識して勉強することが大切だと思います。