Fargate Spot でちょっとだけハマったので
気をつけること
1. Blue / Green に対応していない
- CodeDeploy を利用した Blue / Green デプロイメントでは利用できません。
2. Default capacity provider strategy
- これを
FARGATEとFARGATE_SPOTで設定すると Blue / Green Deployment は選べません。 - もちろん Launch Type も選べません。（両方 Fargate なので）
3. 既存 Cluster への登録
- AWS CLI で設定可能ですが、
Default capacity provider strategyが必須となっています。 - 2 と 3 を合わせて考えた場合、Cluster で Blue / Green を利用する場合は一回 CLI で登録した後に
Default capacity provider strategyを削除する必要があります。- これを実施した場合は、Rolling update と Blue / Green Deployment 双方選べるようになります。
- ただし、
FARGATE_SPOTを利用するためには Rolling Update で ECS Service を作成後に CLI で設定する必要があります。 - https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonECS/latest/developerguide/fargate-capacity-providers.html#fargate-capacity-providers-considerations
4. 新規 Cluster
- 新規の場合は
Default capacity provider strategyが設定されていない状態でFARGATEとFARGATE_SPOTがデフォルトで作成されています。 - 既存 Cluster で置き換えたとしたら、3 にあるように CLI で登録後に
Default capacity provider strategyを削除した状態と同じです。
最後に
最近、 AWS Container に関しては ロードマップ を公開したり、 EKS で頑張ったりとかなりカジュアルに進化をしている感じがしますが、その代わりに利用する側としても十分な確認や知識がより必要になってきた感じがします。