小ネタです。
AWS CloudFront とリージョン間のネットワークのパフォーマンスが上がってた
CloudFront とリージョン間のネットワークとは
私が所属している会社ではサービスを CloudFront 経由で提供しています。
今回のネットワークの部分は以下の図で言うと赤い矢印の部分です。
パフォーマンスが上がっていた
現在提供しているサービスは世界各地で利用されているため、可能な限りのリージョンエンドポイントから死活監視を実施しています。その際にレスポンスタイムがわかるのですが、何もしていないのにそのレスポンスタイムが全体的に速くなっていました。以下は Datadog の Synthetic Monitoring です。
地理的距離が遠いほどパフォーマンスが改善されています。サービスが実装されているアプリケーションではパフォーマンスに関してのリリースは最近されていないことと、監視エンドポイントとサービスが提供されているアプリケーションのリージョン間の距離が遠いほどパフォーマンス改善効果が見られることから、おそらく CloudFront とリージョン間の AWS ネットワークバックボーンの改善が行われたと予測できます。
まとめ
何もしてないのにパフォーマンス改善されているのには驚きましたし流石だなと思いました。ちょうどグローバル環境のパフォーマンス改善を考えていたのでとても助かりました。今後も改善されていくことに期待したいです。
追記
残念ながら戻ってました。