この記事はDigital Identity Creative Div. Advent Calendar 2019の12日目です。
InstagramやFacebookなどでおなじみのStories(ストーリーズ)機能ですが、若い世代には人気があります。通常の投稿とは異なる機能もあり、なかなか興味深いもの。
20代の女性で、実際に利用している人に話を聞いてみました。そこには、意外なほどいろいろなことを考えて投稿しているという実態が浮かんできたのです。
全2名の20代女性にきいてみた「ストーリーズ」機能について、詳しくみていきましょう
Storiesの機能はすごい!24時間という時限式、テキストを埋め込める!ばえる!
InstagramとFacebookでは、すでにStoriesが利用できる状態です。作り方もかんたんなので、ここでは割愛。実際に作ってみたのがこちら。このストーリーズは40代のおっさんが投稿しているので、キラキラ度はありませんよ。
↑instagramのストーリーズ機能 ↑Facebookのストーリーズ機能全画面で写真や動画を見せることができ、枚数も複数枚表示可能。写真に絵文字やスタンプを使ってばえさせたり、テキストを追加して意味ありげにしてみたりすることも日常茶飯事です。
ここで重要なのは、24時間で消えるという時限式が、これらの行為を増幅させている、ということです。
24時間で消えることはメリットであるということ。ストーリーズはこう使え!
コンテンツとして考えると、24時間しか見れないというのは賞味期限の短い食べ物と同じ。一年でみたら1/365しか生きていないコンテンツになります。これではGoogle botすらクロールしてくれない可能性もあるのです。
しかし、ここにメリットが生まれます。
例1)
いま渋谷にいるんだけど、誰か友達いないかしれっと聞きたい。
↓
こんなとき、「マルキューのこのお店にあるこの服かわいい!」的なストーリーズを公開します。すると、フォローしている友達がそれをみて「お!いま渋谷にいるんだ!あたしも近くにいるから遊びにいこ!」というDMを送れます。こうして、無事に合流することができるのです。
↑東京タワー近辺、六本木ヒルズけやき坂にいることが伝わる
しかも、ストーリーズは24時間で消えるので、後で住所がバレちゃう!的な心配も緩和されます。
例2)
投稿するほどでもないけど、ストーリーズならいいかな的なゆるい投稿
買ってないけどこれほしい!というようなアイテムをストーリーズに流したり。これにより「ほしい!」とPRせずとも、興味があることを伝えることができます。
投稿するには意外とパワーがかかります。しかし、**ストーリーズなら24時間で消えるので、気合を入れてキラキラしたテキストを打ち込む必要はありません。**最低限、写真だけを投稿すればいいのです。フォロワーさんだけに配信することが通常ですので、近況をさらっと伝えるのがとても楽になります。
↑ランチのガパオライスをさらっとストーリーズに投稿
24時間の時限式というのは、投稿の敷居を下げ、新たなコミュニケーション手段を生み出している、という素晴らしい機能ということがよくわかります。
最後に
このブログを書いていてストーリーズに絵文字を追加することを「デコる」と書いてしまった昭和世代なおじさんですが、今は「ばえる」というのが普通です。くれぐれもデコるとかインスタ映えとか言ってはいけません。
そして、20代との会話は脳トレになるなと実感することも。「モヤる」や「わかりみ」など、さまざまな流行語を聞いたり使ってみたりすることで、脳が活性化してるな!という気がしないこともないです。
○○年でインクが消えるペンのように、あなたの今や、思っていること、伝えたい気持ちをぜひストーリーズに投稿してみましょう。なにが起きるかはあなた次第。
明日はみゆちゃんです。20代のキラキラしたアドベントカレンダーが楽しみですね。