AWSのEC2で行うAmazon Linux2の初期設定です。Amazon Linux2が一般公開されましたので、今後はAmazon Linux2で開発を行っていこうと思います。
従来のAmazon Linux は Amazon Linux 2 正式版のリリースより2年間、2020年6月30日まで最新バージョンに対するセキュリティ更新やサポートが提供されますので、2年の間にマイグレーションをご検討ください。
参考:Amazon Linux 2 一般公開開始 と オンプレミス環境での実行について | Amazon Web Services ブログ
バージョン情報
- Mac OS 10.11.6(El Capitan)
- Amazon Linux 2 AMI (HVM)
事前に用意しておく必要があるもの
- 接続先EC2のパブリックDNS
- 作業ユーザ(Amazon Linux2の場合デフォルトはec2-user)
- EC2からダウンロードした秘密鍵(デフォルトは****.pem)
その他情報
AWSのEC2にSSH接続
秘密鍵を設定しAWSのEC2にSSH接続します。
秘密鍵の設定
#EC2からダウンロードした秘密鍵を[ .ssh ]ディレクトリに移動
$ mv /Users/ユーザ名/Downloads/秘密鍵名.pem ~/.ssh/
#パーミッション変更
$ chmod 400 ~/.ssh/秘密鍵名.pem
ssh接続
$ ssh -i ~/.ssh/秘密鍵名.pem ユーザ名@パブリックDNS
Last login: Tue Sep 25 14:59:30 2018 from ***.***.ne.jp
__| __|_ )
_| ( / Amazon Linux 2 AMI
___|\___|___|
https://aws.amazon.com/amazon-linux-2/
初期設定
必要に応じて初期設定を行います。
#パッケージ更新
$ sudo yum update -y
#パッケージ自動更新
$ sudo yum install yum-cron -y
$ sudo sed -i "s/^apply_updates.*$/apply_updates = yes/g" /etc/yum/yum-cron.conf
$ systemctl status yum-cron
$ sudo systemctl start yum-cron
$ sudo systemctl enable yum-cron
#タイムゾーン変更
$ timedatectl status
$ sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
#日本語ロケール追加
$ localectl status
$ sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8
$ sudo localectl set-keymap jp106
不要サービス停止
GUIで不要なサービスの停止することもできます。
#不要サービス一括設定(GUI)
$ sudo ntsysv
関連
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