個人開発って「全部ひとりでやる」からこそ時間がかかりますよね。
- 要件定義
- 技術選定
- ディレクトリ設計
- API設計
- DB設計
- UI設計
- 実装
- バグ調査
- テスト
- 学習…
これら全部を自分でやると どうしても遅い
でも、生成AI(ChatGPT / Claude / Gemini)を正しく使うだけで、
作業速度は2〜5倍になります。
この記事では、個人開発を爆速化するための 実戦的Tips10選+そのまま使えるプロンプト集 をまとめました。
🔰 対象読者
- 個人開発をしているエンジニア
- ChatGPT/Claude をもっと “使いこなしたい” 初級〜中級者
- プロダクトを最後まで作り切るためのスピードが欲しい人
🎯 本記事のゴール
- AIを開発プロセス全体の相棒として使い倒せる
- 設計〜デバッグまでの作業を AIに7割任せられる思考法 が身につく
- コピペOKの 高品質プロンプト10種 を持ち帰れる
🚀 はじめに:なぜAIは個人開発と相性が良いのか?
個人開発の遅さの原因は「全部自分で考えること」にあります。
AIを使うと…
- 整理
- 要約
- 仕様化
- コード生成
- デバッグ予測
などの“考えるコスト”をAIが全部やってくれます。
あなたがやるのは 最終判断と方向づけだけ。
そう、AIは「めちゃくちゃ優秀な部下兼専門家チーム」です。
🔟 個人開発を爆速にするAI Tips10選 + プロンプト
Tip1:要件定義はAIに“表形式で整理”させる
以下のアプリ案から、要件を表形式で整理してください。
【アプリ案】
(ここにあなたのアイデア)
出力形式:
- 画面一覧
- 機能一覧
- ユーザーストーリー
- 想定API
- 想定DB
抜け漏れがあれば補完してください。
Tip2:技術選定は“用途別の理由付き”で比較させる
Next.js / Nuxt / Spring Boot / Rails を以下基準で比較し、
用途別の最適解を提案してください。
基準:
- 学習コスト
- 開発速度
- 拡張性
- デプロイ容易性
- 相性の良いDB
Tip3:MVPのディレクトリ構造をAIに作らせる
Next.js(App Router)の個人開発で破綻しない
最小のディレクトリ構造を作ってください。
目的:MVPを最短で組むため。
理由付きで構成してください。
Tip4:API仕様はOpenAPI形式で出力させる
以下の機能から OpenAPI 3.0 の仕様書を生成してください。
必要なエンドポイントはAIが補完してください。
【機能】
(ここに機能を書く)
Tip5:DB設計は“テーブル一覧→ERD→SQL”をAIに
以下の要件から、テーブル一覧 → ERDの説明 → CREATE TABLE文
の順で生成してください。
正規化が必要なら理由付きで調整してください。
Tip6:UI設計はコンポーネント粒度で依頼する
この画面を構成するReactコンポーネントを粒度を揃えて分解し、
命名規則と役割も提示してください。
(画面仕様を書く)
Tip7:コードレビューをAIにさせる
以下のコードをレビューしてください。
観点は次の通り:
- 可読性
- 変更容易性
- 責務の分離
- バグのリスク
改善案も提示してください。
Tip8:バグ調査は“疑似ログ生成”が最強
以下のコードで発生しうるログパターンを、INFO / WARN / ERROR の3段階で生成してください。
Tip9:テストケースは“方針を人間、網羅をAI”
この関数のテストケースを、境界値・正常系・異常系で網羅してください。
(関数を書く)
Tip10:学習は“必要な部分だけAIに抽出”
Next.jsを使ってこのアプリを作るために必要な知識だけを箇条書きでまとめてください。
(アプリ内容を書く)
💻 おまけ:AIが生成した“最小Expressサーバー例”
import express from "express";
const app = express();
app.use(express.json());
app.get("/health", (req, res) => {
res.json({ status: "ok" });
});
app.listen(3000, () => {
console.log("Server running on http://localhost:3000");
});
🧠 AIの正しい使い方フレームワーク
AIは“部下”ではなく 専門家のチーム。
あなたは「方向性・意思決定」だけに集中すればよい。
✨ まとめ
- 個人開発はAIで加速できる
- 特に 要件整理・設計・レビュー・バグ調査 が最強に相性良い
- 良いプロンプトがあれば開発速度は2〜5倍に