2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

ServiceNowのSPM(Strategic Portfolio Management(戦略的ポートフォリオマネジメント(旧ITBM(IT Business Management))))について調べる

Last updated at Posted at 2025-10-26

Version: Xanadu

スタート

SPMってなんだったっけ…?と調べて自分の過去記事にぶちあたりました 昔のITBMのことで人員の単価とか得意分野を登録してプロジェクト管理するやつで…最初のデータ登録が面倒なんだよなぐらいまで思い出してからスタートです

調査

概要、導入事例

こちらで「一般的にPPM(Project Portfolio Management)ツールと呼ばれる分野に属し、プロジェクト管理や企業戦略デザインを支援するツールです」ということが理解できました また導入事例の情報が大変ありがたかったです

主な機能

こちらで主な機能が表で説明されていて大変わかりやすかったです 「ポートフォリオ管理、アイデア管理、デマンド管理、プロジェクト管理、プロジェクトコスト管理、リソース管理、タイムカード、投資ポータル」とのことです

APMというものもあってCSDMも参考に

こちらでSPMの他にAPM(Application Portfolio Management)というものもありCSDM(Common Service Data model)という「CMDBにおけるServiceNowの基礎データモデル」と絡む部分もあると理解できました 各機能のスクリーンショットがありイメージを掴むことができました こちらの導入事例も参考にさせていただきました

試してみる

あとはPDIで実際に操作して説明できればドヤ顔できるかなと…頑張ります

PDIで試すためのPlugin

Organization Extension (com.snc.organization_extension) プラグイン

以下を参考にすると

組織拡張 (com.snc.organization_extension) プラグイン
Organization Extension (com.snc.organization_extension) プラグインは、目標、事業部門、企業戦略、および事業部門戦略エンティティを有効化します。デモデータを使用して、すべてのお客様が zBoot で利用できます。

と書いてあるので自分のPDIでSystem Defenition - Pluginsから com.snc.organization_extension を検索してInstalledを確認する入っているようでした

image.png

Business Stakeholder (com.snc.business_stakeholder) プラグイン

また同様に

Business Stakeholder (com.snc.business_stakeholder) プラグイン
Business Stakeholder (com.snc.business_stakeholder) プラグインは、SPM 事業部門レベルで有効化され、SPM 製品レベルのビジネスステークホルダー読み取り専用ロール (子) プラグインが含まれています。製品レベルで子プラグインを有効にすると、それぞれの製品レベルで読み取り専用アクセスロールが有効になります。このロールを持つユーザーは、製品レベルでレポートを表示および承認できます。製品レベルで有効化される子プラグインは次のとおりです。

と書いてあったので com.snc.business_stakeholder を検索してみましたがこちらもInstalledになっていました

image.png

のですがFilter navigatorでportfolioやmanagementで検索するもそれっぽいアプリケーションメニューが表示されず…

PPM Standard プラグイン (com.snc.financial_planning_pmo)

ここの

admin ロールを持っている場合は、PPM Standard プラグイン (com.snc.financial_planning_pmo) を有効にします。このプラグインは、プロジェクトポートフォリオ管理アプリケーションをインストールします。
始める前に
必要なロール:admin
このタスクについて
PPM Standard は、PPM (プロジェクトポートフォリオ管理) アプリケーションの基本的なプラグインです。

com.snc.financial_planning_pmo じゃないかなと見当をつけて調べたらAvailableのFamily pluginsにPPM StandardとありSPMは一般的にPPMと見つけたところなので

image.png

Installしてみます

image.png

少し席を外してたらInstallが終わったようです

image.png

Installでアプリケーションメニューに何か増えたのかは分からず…アプリケーションメニューはログイン時に決定されると聞いたような気がするので再ログインしておきます

Portfolioを試す

Project - Portfolio - Create Newから以下のポートフォリオを作ってみます

image.png

Portfolioの関連リストに「Demand」、「Projects」、「Program」、「Issues」などのそれっぽいレコードが関連づけられたようです

image.png

あとは勘でポートフォリアの下にプロジェクトを作成したりプロジェクトの下にプロジェクトタスクを作成して人をアサインなどできました

image.png

Project - Projects - Project Workspaceで表示したらああみたことある画面だとなりました

image.png

Investment(投資) Portalを試す

Project- Invenstment Portalを表示して適当にInvestmentとDemandのレコードを作成したら俯瞰してる感じの情報になりました

image.png

Demandを試す

Demand - Workbenchで適当にレコードを作成したらいい感じの画面になりました

image.png

Idea(Innovation)管理を試す

Idea Portal

アイディアポータルというものがあるようなのでIdeas - Idea Portalを起動してみます

以下ポータル画面が別タブで表示されました Ideaは従業員からたくさん募るようにポータルになってるんだろうと思います

image.png

Ideaを投稿しようとしたらCategoryがなくて登録できず…

image.png

Ideas - Setting - Idea Categoryで「食事」というレコード作成して戻って

image.png

ようやくアイディアを1つ登録します

image.png

このアイディア(Innovation)が良いものか悪いものか需要があるか検討したり実現するためにリソースを管理するのかなと想像します

Service Portfolio Managementというものもあるようです

Service Portfolio Managementという紛らわしい名前のものがITSMの機能の一部であるようです ほぼ同じような使い方が出来そうな予感ですが…戦略的じゃない自社の小さいサービスはITSMの範疇、という感じでしょうか…?

Service Portfolio Managementの有効化

ITSMがあれば無料で使えるそうです

サービスポートフォリオ管理 Core プラグイン (com.snc.service_portfolio_core) は、ITSM のライセンスを持つ顧客であればデフォルトで使用できます。利用可能な関連プラグインを追加で有効にすると、機能を拡張することができます。
始める前に
必要なロール:admin
このタスクについて
サービスポートフォリオ管理基盤 プラグイン (com.snc.service_portfolio) を使用すると、組織は標準化され構造化された形式を使用して、ポートフォリオ、分類、サービス、サービスオファリングを文書化することができます。このプラグインにはデモデータが用意されており、関連プラグインをアクティブ化します。Foundation プラグインはすぐに利用可能な状態でアクティブ化され、関連プラグインも (アクティブ化されていない場合は) アクティブ化されます。一般情報については、「サービスポートフォリオ管理」を参照してください。

自分のPDIでSystem Defenition - Pluginsから com.snc.service_portfolio を検索してInstalledを確認するとcoreとFoundation(基礎)が入っているようでした

image.png

Filter navigatorにportfolioと入力すると Service Portofollio Managementというアプリケーションメニューが表示されています

image.png

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?