0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

AI社員、誕生。「BTCグリッド取引ダッシュボードv2.0」開発ストーリー

0
Last updated at Posted at 2026-08-15

AI社員、誕生。「BTCグリッド取引ダッシュボードv2.0」を開発した話

  • この記事では、私の “AI社員” を紹介します
  • 無人で、24時間、勝手にお金を稼ごうとしてくれる社員
  • AI社員から教わった一番大切なことは、お金稼ぎじゃなく感動したこと

1. 最初は「BTCグリッド取引 v1.0」を作った話

image.png

  • 仮想通貨ビットコイン(BTC)を自動取引するアプリを作った
  • Claude code を使って、要件定義と基本設計をドキュメント化した
  • 取引ロジックは、値動きのグリッド幅を決めて、下降トレンドで買い/上昇トレンドで売る
  • 1個の python コードを、8個のcronタスクとして登録。一定間隔の時刻にそれぞれ実行
  • 売買ロジックと取引パラメータは、取引実績を眺めつつ手作業チューニング
  • 初期資産は 118,000円からスタート
# スロット1(0分・5分・10分…)
*/5 * * * * /usr/bin/python3 /home/kano/python/grid_bot.py --slot 1

# スロット2(2分ずらし)
2-59/5 * * * * /usr/bin/python3 /home/kano/python/grid_bot.py --slot 2

# スロット3(4分ずらし)
4-59/5 * * * * /usr/bin/python3 /home/kano/python/grid_bot.py --slot 3

# スロット4(1分ずらし)
1-59/5 * * * * /usr/bin/python3 /home/kano/python/grid_bot.py --slot 4

# スロット5(3分ずらし)
3-59/5 * * * * /usr/bin/python3 /home/kano/python/grid_bot.py --slot 5

# スロット6(0分・5分・10分…)
*/5 * * * * /usr/bin/python3 /home/kano/python/grid_bot.py --slot 6

# スロット7(2分ずらし)
2-59/5 * * * * /usr/bin/python3 /home/kano/python/grid_bot.py --slot 7

# スロット8(4分ずらし)
4-59/5 * * * * /usr/bin/python3 /home/kano/python/grid_bot.py --slot 8

2. 自動取引を3ヶ月運用して気づいた衝撃の事実

  • 実際に8つのcronが勝手に取引をしている(8人の小人が働いている🏃‍♀️🏃‍♀️🏃‍♀️🏃‍♀️)
  • 毎日ダッシュボードを見ながら、「お、また約定した」「+3円の利益!」とニヤリ😀
  • 3ヶ月運用する中で、ある日のシミュレーションログを見返していて、ゾワリ😨

image.png

グリッド幅3,000円: 取引2回・総利益 +6.0円   → しかし、BTCのレート変動による損益は +116.57円
  • 売買で稼いだ利益(+3円〜+10円)より、「持っているBTCの評価額が動いた分(+114円〜+119円)」の方が、10倍以上も総資産への影響が大きかった
  • つまり、「頑張って考えたロジックで稼いだ利益」より、「ただBTCを持っていただけで相場が動いた分」の方が資産影響は大きい

「自動売買ロジック」を一生懸命作って、8個のcronタスクが必死に売り買いを繰り返して稼いだ数十円は、BTC相場が少し動くだけで軽く吹き飛ぶ程度の誤差だった


3. IBM Bob ハッカソンで教えてくれたこと

ぜんぜん話は違うが、IBM Bob ハッカソンで同じチームになった西川さんは、ブレインストーミングのアイディアを形にするために、OpenAIを組み込んだプロトタイプのアプリをサクサクとAI仕様駆動開発していた。「そんなに簡単に生成AIを組み込んだアプリを作れるんだ!」という実践を目の当たりにして、AIを組み込んだアプリとして、今回のv2.0へ進化させることを決心して、まずは課金サインアップした💸

4. AI社員としての「BTCグリッド取引v2.0」へ進化

v1.0の経験を活かして、v2.0ではそもそもの発想を変えた「取引判断は、社員に任せるのだと」。

image.png

v1.0 v2.0(AI社員)
8つのcronタスクがバラバラに判断(非同期) 1つの常駐プロセスが一括管理(資産の二重カウント等を防止)
ロジック・パラメータは人間が手動チューニング OpenAIのAIモデル(GPT5.6-Luna)が、定期的に自分の取引実績を振り返り、自分でロジックを書き換える
「売買の利益」しか見ていなかった ダッシュボードで資産評価額の推移そのものを常時可視化

image.png

  • v2.0のAIは、自分の1日の成績(勝敗・利益・資産の増減)を毎回振り返り、必要なら自分のパラメータ設定ファイルを自分で書き換える 「振り返って学習するAI社員」
  • なお、振り返りの間隔は15分 / 1時間 / 6時間 / 24時間 を変更できる

5. AIアプリ開発で気づいたこと

一定間隔で売買することをロジックで判断し、さらにAIが振り返りする本物のAIアプリを作れるようになったこと。本当にAIが取引実績を振り返って、次の戦略を考えていること。これは凄すぎる。実際に動いていることを見て感動した。

AI社員から教わった一番大切なことは、お金稼ぎじゃなく AIが組み込まれたアプリを作れる時代になった のだと気づきを得たこと

AIエージェント AI社員
人の作業を代行する 自ら作業を考え実行する

AI社員01号は、自らトレンド調査と取引を実行しつつ、取引成果をAIが振り返り次の戦略を見直しする。どれくらい能力あるのかは現在試用期間中であり、ただいま研修中 ^^

  • 役割:自分が何をすべきか担当業務を理解している
  • 記憶:作業履歴とトレンドはjsonで記録して、過去の取引成果を分析できる
  • 継続:GPT5.6-Lunaが分析結果を振り返って、自ら次の活動方針を再定義する
  • 連携:外部サービスのBTC取引APIに自ら接続して取引を実行する

6. まとめ

  • アプリ開発はやっぱり面白い
  • 本物の通貨取引は真剣度が違う。わかりやすく資産変動するアプリだから楽しい
  • AIでアプリを開発できる時代 / アプリにAIを組み込める時代

身近な趣味をテーマに自分が本当に使うアプリを見つけて開発してみてください

7. 経過

24時間毎に取引実績をAIが振り返って、次の一手を分析している。早速、分析だけでなくロジック変更の提案もしてくれた。対策候補を検討してみる。

image.png


0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?