広島大学で社会基盤(土木)を専攻している3年生です。
現在は1年間休学して建設系のIT企業でインターンをしています。
今回はkaggleなどのコンペで実績を出している物体検出のモデルであるEfficientDetとFasterRCNNの精度を簡単に比較してみました。
後日、GitHubに実装コードを上げておきたいと思います!
EfficientDetとは
個人的によくまとまっている記事があるので載せさせて頂きます!
EfficientDetの記事
今回のデータセット
この御時世なのでマスクのデータセットで試してみました。
マスクデータセット
今回の実装結果
学習のloss
val_lossはB0,B1,B2がほとんど精度が変わっていないので今回の出力はB0を評価しています。
「テストデータ全体のIoU」「クラス毎のIoU」「クラスごとのAP」を算出しました。
結果はこちらです!
EfficientDet
・全体のIoU = 約0.67
・mask_weared_incorrectのIoU = 0.29
・with_maskのIoU = = 0.68
・without_maskのIoU = 0.49
FaterRCNN
・全体のIoU = 約0.64
・mask_weared_incorrectのIoU = 0.0(検出なし)
・with_maskのIoU = = 0.65
・without_maskのIoU = 0.56
[感想]
両方ともパラメータなどは適当に設定しているためなんとも言えない結果になりました、、、
使用用途によって変わりそうです、、
参考資料
・https://qiita.com/tmtakashi_dist/items/863e1781b5252e453b47
・https://github.com/rafaelpadilla/Object-Detection-Metrics#different-competitions-different-metrics
・https://www.kaggle.com/shonenkov/training-efficientdet