自分の環境
- macOS Sonoma 14.4
- コンソール : zsh
経緯
今まで個人リポジトリで管理していたプロジェクトを企業用リポジトリに移行することになったので、今後同様の機会があった時の為にも備忘録として残しておきます。
新しく企業用リポジトリを作成する際にも参考になります。
注意
これからの手順はコミット履歴を引き継ぐことはできません。私の場合はコミット件数が少ないかつ、完全個人で管理していたため下記手段を実施しましたが、状況に応じて適切な手段を取ってください。
1. 既存のプロジェクトから.gitを削除
既存のプロジェクトをコンソールで開きます。(以下参考)
cd /Document/Develop/{プロジェクト名}
念のため.gitが存在するか確認しておきます。
ls -la
.gitが存在するので消していきます。
sudo rm -rf
再び先ほど打ったlsコマンドで確認して削除されていれば完了です。
2. 企業用リモートリポジトリを作成
企業用GitHubアカウント(organization)の配下にリポジトリを作っていきます。
gh repo create <organization名>/<リポジトリ名> --private --confirm
3. リモートリポジトリにローカルプロジェクト追加
プッシュ予定のプロジェクトのルートで以下のコマンドを打ちます。
git remote add origin https://github.com/<organization名>/<リポジトリ名>.git
以下のエラーが出ることがあります。これはgitの設定の問題です。
fatal: not a git repository (or any of the parent directories): .git
以下で直ります。このコマンドでエラーが出る場合はgit --globalコマンドでgitの初期設定をしてみてください。
git init
最後にプッシュして完了です。(私はvscode上からGUIでやりました)
git add .
git commit -m "Initial commit"
git push -u origin master