久しぶりにDBeaverを使う時用にフォントの種類やサイズの変更方法、およびフォントサイズのショートカットキーの情報をメモしておく。
バージョン25.0のWindows版で確認。設定画面はバージョンによって変わる場合がある。
フォント設定変更画面のたどり方
設定画面(メニューバーのウィンドウから辿れる)のユーザーインターフェース-外観-色とフォントを開く。

そうするとフォントの設定項目がフィルタリングされて表示される。

検索結果のグリッドのフォントを変更したい時
データベースクエリ結果の結果グリッドフォントを変更する。
ただしデフォルトの状態だとDBeaver FontsのMain fontが使用される。
SQLエディタのフォントを変更した時
DBeaver FontsのMonospace fontを変更する。
ER図のテーブル名のフォントのみを変更した時
ER図のダイアグラムフォントを変更する。
ただしデフォルトの状態だとDBeaver FontsのMain fontが使用される。
ER図のカーディナリティのフォントを変更したい時
ER図のER diagram notation label fontを変更する。
カーディナリティとは「1..n」みたいなやつのこと。だだしカーディナリティはER図の表示方式がデフォルトのIDEF1Xの時は表示されず、Crow's Footに変更した時だけ表示される。
また、フォントの設定変更後すぐには反映されず、表示形式を一旦IDEF1Xに変えて再度Crow's Footに戻すと反映される。ER図表示時の操作については関連記事(本記事冒頭のリンク)を参照。
上記以外のフォントを変更したい時
DBeaver FontsのMain fontを変更する。
フォントサイズ変更ショートカットキーの確認・変更
設定画面のユーザーインターフェース-キーを開く。
またはCtrl+Shift+L(macの場合はCmd+Shift+L)を2回押しても下記設定画面が開く。

フィルタ入力欄に「grid」と入力すると検索結果グリッドのフォントサイズ変更のショートカットキーが確認できる。

フィルタ入力欄に「ズーム」と入力するとSQLエディタのフォントサイズ変更のショートカットキーが確認できる。

ショートカットキーを変更したい場合は変更したい行をクリックして画面下のバインディングを変更して適用して閉じる。
なお、デフォルトのキーバインディングはおそらくUSキーボード用なのでJISキーボードの場合はうまくいかない場合がある。
例えばSQLエディタのズームインにデフォルトで定義されている2種類のバインディングのうち、Ctrl++のほうはCtrlを押しながらShiftも押しながら;を押せば反応するが、Ctrl+=のほうは同じようにCtrlを押しながらShiftも押しながら-を押しても反応しない(このバインディング定義がすでに存在するから?)。
なのでデフォルトのままだとズームアウトはできてもズームインはできない状態なので、ズームインのバインディングを例えばCtrl+;などに変更すると良い。
