0. はじめに
案件などで稼ぎたいときにエンジニアはポートフォリオを作成するだろう。そして誰もが躓くのが公開(以下デプロイ)だ。今回は無料でサーバを利用できるHerokuでポートフォリオをデプロイする方法について紹介する。デプロイにはgitを用いる。
1. 準備
今回はPHPを用いてデプロイしていく。「PHP使ったことない」という人でも簡単に実装できるから身構えないでほしい。
まずはじめにポートフォリオ用のディレクトリを作らず、他のHTMLファイルなどが混在している場合はポートフォリオ用のディレクトリを作成し、ファイルを入れる。ここで、HTML用、CSS用等ディレクトリを分けている場合は、HTMLファイルポートフォリオ用ディレクトリ直下に移動する。(HTMLファイルが複数ある場合はトップページのファイルのみ)
以下のようなファイル構成にしてほしい。(HTMLやCSS等をディレクトリに分けなくても良い)
Portfolio/
├ "ファイル名".html
├ HTML/
│ └ "ファイル名".html(あれば)
├ CSS/
│ └ "ファイル名".css
└ JavaScript/
└ "ファイル名".js
2. PHPファイルとjsonファイル作成
PHPのファイルを作成する。ポートフォリオ用ディレクトリ直下にindex.phpというファイルを作成し、以下を入力する。(ファイル名がindex.phpでないとサイトを開くことができない)
<?php include_once("'ファイル名`.html"); ?>
次にjsonファイルを作成する。サイトの設定などを記入するファイルである。ポートフォリオ用ディレクトリ直下に'composer.json'を作成し以下を入力する。(ファイル名が'composer.json'でないとサイトを開くことができない)
{}
3. デプロイ
ここから実際にサーバー上にファイルを置きデプロイする。shellを開きカレントディレクトリをポートフォリオ用ディレクトリに移動、以下コマンドを叩く。
heroku login
heroku create "アプリ名"
git init
git remote add heroku https://git.heroku.com/<アプリケーション名>.git
git add .
git commit -m "first commit"
git push heroku master
エラーが起こらなければデプロイ完了だ。デプロイしたサイトを開くにはheroku openコマンドで開くことができる。
4. まとめ
今回は静的サイトをHerokuにデプロイする方法を紹介した。ポートフォリオをデプロイする際に参考にしてほしい。