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ADBコマンドいろいろ

Last updated at Posted at 2015-11-01

はじめに

AndroidのSDKにはADB(Android Debug Bridge)というツールが用意されていますが、
代表的な機能は使うけれど、あまり細かい機能まで調べたことはありませんでした。

ADBはAndroid SDKのplatform-tools に含まれています。
Android側との通信を受け持ってくれて現在利用可能なデバイス・エミュレータの列挙や、シェルコマンドの発行、ファイルの転送、アプリのインストール・アンインストールなどが行えます。

アプリをインストール(アンインストール)したり、接続しているデバイスを調べたりするくらいのことは使っても、
それ以外の機能はあまり使ったことがなかったのでまとめてみました。

基本

ADBのバージョン

adb version

接続している端末の確認

adb devices

アプリインストール

adb install xxxx.apk

アプリアンインストール

adb uninstall パッケージ名

すでに端末に同じ署名のapkがインストールされてる場合

adb install -r xxxx.apk

覚えておくと便利かも

Wi-Fi環境でADB接続

  • 端末をPCと同一のWi-Fi環境に接続させIPアドレスをメモなどで控えておく
  • Android 端末と PC を USB ケーブルで接続
  • TCPIPモードでホストのadbを再起動(下記コマンドを入力)
adb tcpip 5555
  • adb connect Android端末のIPアドレス(さっきメモしたアドレス):5555

これで完了です。USBを外してもデバッガも使えるし、アプリのインストール・アンインストールもできます。
使用する機会はあまりないかもしれませんが、
別の人にアプリをテストしてもらっているときとか使うときがあるかも!?

公式ドキュメント

Textをコマンドで入力(フォームなど)

毎回ID/PASSを入力したりコピペしたりするのが面倒だったりします。
まずは下記コマンドを入力してshellを起動します。

adb shell

これで準備ができました。
次に入力したいところを選択している状態で下記のように入力していけばいいです。

input text hoge

終了時にはexitで終わらます。
一度の入力でも可能。

adb shell input text hoge

インストールされているアプリパッケージを取得

イントールされているアプリのパッケージ名を知りたいときなんかもあります。

adb shell pm list package

端末のバージョン

adb shell getprop ro.build.version.release

データ削除

adb shell pm clear パッケージ名

強制終了

強制的にアプリを終了させます。

adb shell am force-stop パッケージ名

アプリ内のデータベース(sqlite)を確認

新規参画のときなどはDBの中身からテーブル一覧をみたり、
最初にどんなデータが入っているのかを見たほうが仕様書を見るよりわかりやすかったりすることもあります。

まずはデータベースのある場所に移動します。

cd data/data/パッケージ名/databases

lsコマンドで中を確認したいファイル名を出力してから、下記を実行。

slete3 ファイル名

あとはsql文を打つだけです。

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