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Jupyter Notebookの使用方法

Last updated at Posted at 2020-03-28

最近、データ分析のためにJupyter Notebookを使うことが多くなりましたので、使用方法をまとめました。本記事は随時更新してまいります。

#使い始める前に
Anacondaでインストールすれば、Jupyter Notebook自体はすぐに使えるようになります。
が、便利に使うために以下の対策等をしておいた方が良いです。

###①matplotlibの文字化け対策
何もしないと日本語が文字化けするため、日本語フォントをインストールし、Jupyter Notebookに適用します。
詳しくは以下の記事をご参照ください。
【Python】matplotlibを日本語化する

###②拡張機能「Table of Contents(2)」の有効化
ノートが長くなると、目的の箇所を探すのが大変になります。
なのでjupyter_contrib_nbextensionsをインストールし、拡張機能「Table of Contents(2)」を有効にしておくと良いです。
詳しくは以下の記事をご参照ください。
Jupyter notebookのextensionを使ってオレオレPythonチートシートを作る

#基本操作
頻繁に使うもののみ抜粋しました。

###編集モード/コマンドモード共通

  • セルの実行:Ctrl-Enter
  • セルの実行 → 下のセルを選択:Shift-Enter
  • セルの実行 → 下にセルを挿入:Alt-Enter
  • 保存:Ctrl-s

###編集モード

  • コマンドモードに移行:Esc
  • 実行中のコードの中断:Ctrl-C
  • タブ補完:変数名・メソッド名などを途中まで入力した状態でタブ
  • オブジェクトイントロスペクション(オブジェクトの一般情報やdocstringを見る):変数の前または後に?をつけてセルを実行

###コマンドモード

  • 編集モードに移行:Enter
  • ショートカットキーの一覧表示:(コマンドモードで)h
  • セルをコードに変更:y
  • セルをマークダウンに変更:m
  • マークダウンで見出し作成:1~6
  • セルの追加(選択中のセルの上):a
  • セルの追加(選択中のセルの下):b
  • セルのコピー:c
  • セルの切り取り:x
  • セルの貼り付け(下):v
  • セルの貼り付け(上):Shift-v
  • セルの削除(選択中のセル):dd
  • 検索と置換:f

#マジックコマンド
Jupyter Notebook独自のコマンドです。

  • %magic:全マジックコマンドの詳細記述を表示
  • %time 命令(メソッドなど):命令実行時間の計測
  • %timeit 命令(メソッドなど):命令実行時間の計測(複数回)※実行時間が極短い命令の計測に有効
  • %debug:直前に発生した例外に対して、トレースバックの最下部から開始
  • %run Pythonファイル名 コマンドライン引数(オプション):Pythonプログラムの起動
  • %who, %who_ls, %whos 型名・変数名など:利用中の名前空間内で定義された、その種類の変数リストを返す(%whoは一覧で、%who_lsはリストで、%whosは整形した一覧で返す)
  • %reset:名前空間から変数を含めた名前を除去
  • %matplotlib inline:Matplotlibをインライン表示する

#Pandas関連

  • display関数:print関数ではなくこちらを使えば罫線つき表示ができる

#その他
###スライド化
pip install riseでRISEをインストールすると使える。

#参考文献

  • Wes McKinney(2018)「Pythonによるデータ分析入門 第2版 -NumPy, pandasを使ったデータ処理」,オライリー・ジャパン
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