HPE スイッチを業務利用する中で
よく使うコマンドを備忘録として残します
Ciscoスイッチはこちら
>> 【随時更新】Cisco スイッチ コマンド【運用編】
##基本編
####システムビューに移行
> system-view
Ciscoでいうenableです
なお、コンフィギュレーションモードとの
区別はないそうです
####ログアウト
> quit
モードの移行にも使います
####ページ送りを無効
> screen-length disable
disp curr等の長い結果を見る際に
--more-- が出てこなくなります
####相手の機器にtelnet接続
> telnet IPアドレス
相手側の機器の設定によっては
telnetできない場合もあります
####ヘルプ(コマンド、引数の候補表示)
> ?
とても便利なので多用しましょう
sからはじまるあのコマンドなんだっけ・・・
そんなときでも大丈夫
わかるところまで入力して?を入力するだけ
スペルチェックにも使える最強コマンドです
##設定確認編
####現在の設定の確認
> display current-configuration
現在の設定値を見たい場合や
バックアップを取る際に使います
####保存されている設定の確認
> display saved-configuration
名前のとおり起動時に読み込まれる
設定の確認に使います
####結果から検索対象を含む行を表示
> コマンド | include "検索対象"
Linuxでいうgrepと一緒です
####結果から検索対象を含むまない行を表示
> コマンド | exclude "検索対象"
Linuxでいうgrep -vと一緒です
####結果を検索対象が含まれる行から表示
> コマンド | begin "検索対象"
以外に使う頻度が高いので覚えておくと便利です
####機器のバージョン確認
> display version
設定によってはVer依存するのもあるので
一応確認しておきましょう
####機器と接続されているSFPのシリアルNoを表示
> display device manuinfo
SFPがちゃんと認識されているか
確認する時に使います
####インターフェースの情報を表示
> display interface brief
インターフェースごとの速度
VLANを見たい時はこちら
####インターフェースの情報を表示2
> display ip interface brief
インターフェースごとに設定されている
IPアドレスを見たい時はこちら
####VLANの情報を表示
> display vlan brief
登録されているVLANの一覧が確認できます
####ルーティングテーブルの確認
> display ip routing-table
登録されている
ルーティングテーブルの一覧を確認できます
####ARPテーブルの確認
> display arp
MACアドレス解決されて
登録されているものが表示されます
####接続されているMACアドレスの確認
> display mac-address
接続されている全ての
MACアドレス一覧が確認できます
####vpn-instanceの確認
> display ip vpn-instance
登録されているvpn-instanceの
一覧を確認できます
####リンクアグリゲーションの状態確認
> display link-aggregation summary
登録されているリンクアグリゲーションの
一覧を確認できます
####システムログの確認
> display logbuffer
システム的なログを見たい時に使います
##疎通確認編
####通信相手の応答有無の確認
> ping IPアドレス
リーチアビリティが取れているか
確認したい時に使います
####通信経路上のルータを確認
> tracert IPアドレス
どのルーターを通るのか確認できます
##おわりに
以上がHPEスイッチ運用で
よく使うコマンドでした
また使うものが増えてきたら
随時更新していきます