あらすじ
前回、Google Cloudのアカウントを作成しました。アカウントを作ったら最初にやっておきたい設定として課金額の通知があります。クラウドは基本的に従量課金制なので、気づかないうちに想定外に出費がかさむのは避けたいですよね。
前回の記事はこちら↓
【GCP】アカウントの作り方
公式ドキュメントを参考にさせて頂きました↓
予算と予算アラートを作成、編集、削除する
この記事のゴール
予算アラートを設定して、想定外の出費を防ぐこと。
設定方法
それでは実際の設定をやっていこうと思います。
- 予算を作成する
GCPにログインし、左上のメニューボタンよりメニューを開き、「お支払い」→「予算とアラート」の順に押下する。
予算の作成画面が表示されるので、入力項目を埋めていきます。
今回は一月単位での支出の管理を想定していますので、その前提で作成します。
わかりやすい任意の名前をつけます。他の項目はデフォルトのままでOKです。
「次へ」を押します。
一月の予算額を設定します。私は5千円にしておきます。設定したら「次へ」を押下します。
予算に対して、どの程度の金額に達したら、通知を行うかを設定します。デフォルトで「50%」、「90%」、「100%」が設定されています。必要に応じて変更してください。
「通知の管理」について、今回はシンプルなメール通知を想定しているので、デフォルトのままでよいです。「終了」を押下します。
予算の設定が完了しました。これで特定の金額に達したときに通知が行われるので、メールを確認しておけば大丈夫です。
終わりに
初めてクラウドを利用する方は従量課金を心配する方もいらっしゃるかもしれません。利用していてうっかり使いすぎてしまうことはありうる話なので、この設定を正しく行っておけばその心配からはある程度解放されるかなと思います。
※画像の引用について
手順を分かりやすく記載するために、以下より画面の画像を引用させて頂いています。
Google Cloud:https://cloud.google.com/