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UFWの設定方法

Last updated at Posted at 2022-08-25

はじめに

備忘録
タイトルの通りです。
実行環境はUbuntu20.04(bash)です。
どなたかのお役に立てれば幸いです。

UFWのステータスを確認

以下のコマンドでUFWが起動しているかどうか確認してみましょう。

$ sudo ufw status

起動していない場合

Status: inactive

UFWを有効化

UFWを起動してみましょう。

$ sudo ufw enable

「コマンドにより、既存のSSH接続が中断される場合があります。操作を続行しますか(y/n)?」
と出てきた場合には、必ず「y」で操作を続行してください。
SSHで接続している場合は、このままログアウトすると再度サーバーにログインできなくなる可能性があります。
サーバーの管理画面などから直接ターミナルを開いている場合(SSHをしていない場合)は関係ありません。

有効化した後にもう一度

$ sudo ufw status

をしてみると、ステータスが「active」になっていることを確認できます。

デフォルトを拒否に設定する

次のコマンドにより、サーバーへのアクセスをデフォルトで拒否することができます。

$ sudo ufw default deny

許可するポート番号を指定

SSH接続でよく使われる22番ポートを解放するためには次のコマンドを実行します。

$ sudo ufw allow 22

プロトコルを指定しない場合にはTCPとUDPがどちらも許可されます。
初期設定では、IPv4だけではなく、IPv6のルールも追加されます。
IPv6の設定を無効にする方法はこちら(この記事の下の方で紹介しています。)

プロトコルを指定

TCPを指定

$ sudo ufw allow 22/tcp

UDPを指定

$ sudo ufw allow 22/udp

許可するIPアドレスを指定

10.255.3.210から22番ポートへのアクセスを許可する場合

$ sudo ufw allow from 10.255.3.210 to any port 22

$ sudo ufw allow from 10.255.3.0/24 to any port 22
のようにサブネットマスクを指定することで、↑の例であれば10.255.3.xxxからのアクセスをまとめて許可することもできます。

さらにプロトコルを指定

$ sudo ufw allow from 10.255.3.210 to any port 22 proto tcp

グローバルIPアドレスを持ったサーバーにローカルのIPアドレスからログインする場合、ルーターによりIPアドレスが書き換えられるため、サーバーに届くパケットの送信元はルーターのIPアドレスに変わっています。
つまり、IPを指定してUFWを設定する際に、ローカルのIPアドレスからのアクセスのみ許可したい場合には、ルーターのIPアドレスを指定する必要があります。

UFWのステータスを確認

これまでに設定したルール一覧を確認してみましょう。

$ sudo ufw status

番号付きで設定したルール一覧を確認

$ sudo ufw status numbered

番号を指定してルールを削除

1番のルールを削除

$ sudo ufw delete 1

UFWをリロード

ルールを追加したり削除したりした後は再読み込みしておきましょう。

$ sudo ufw reload

IPv6の設定を無効にする

/etc/default/ufwを編集

$ sudo nano /etc/default/ufw
/etc/default/ufw
- IPV6=yes
+ IPV6=no

UFWを再起動

$ sudo systemctl restart ufw.service

IPv6を無効化できたか確認

$ sudo ufw status

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