0.はじめに
IoTを始めるにあたり、まずはセンサからデータを収集して蓄積し、それを可視化するまでが
ファーストステップになると考えています。
ここ最近では、IoTレディのクラウドサービスが増えてきました。今回は、その一つである
Bluemixで構築する手順を自分の備忘録も兼ねて、本記事でまとめておこうと思い投稿しました。
1.必要なもの(今回準備したもの)
項目 | 数量 | メモ |
---|---|---|
インターネット接続環境 | 1つ | iPhoneのテザリングを使用 |
メールアドレス | 1つ | Bluemixアカウント登録で使用 |
Bluemixアカウント | 1つ | |
パソコン | 1台 | 今回はWindows7 |
SDカードリーダー | 1台 | マイクロSDカードが利用できるもの |
マイクロSDカード | 1枚 | MicroSDHC Class4 16GB(RMSD-BS16GB) |
Raspberry Pi | 1台 | Raspberry Pi 2 Model B |
専用ケース | 1個 | Raspberry Pi用のケース |
HDMIケーブル | 1本 | |
モニタ | 1台 | HDMI対応モニタ |
WiFiドングル | 1個 | 無線LAN子機(WLI-UC-GNM) |
電源アダプタ | 1個 | 5V2A電源 |
USBケーブル | 1本 | USBケーブル(タイプAオス- マイクロタイプBオス) |
USBキーボード | 1個 | ワイヤレスキーボード(SKB-WL13W) |
USBマウス | 1個 | 無線マウス(BSMBW29SBL) |
ブレッドボード | 1個 | ブレッドボード BB-102 |
温度・湿度・気圧センサ | 1個 | BME280使用 温湿度・気圧センサ(AE-BME280) |
フルカラーLED | 1個 | RGBフルカラーLED(OSTA5131A) |
ジャンパーワイヤ(固い) | 1セット | ジャンパーワイヤ(EIC-J-L) |
ジャンパーワイヤ(柔かい) | 1セット | ジャンパーワイヤ(オス-メス) |
抵抗 51Ω | 1セット | カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗)1/2W 51Ω(100本入) |
抵抗 68Ω | 1セット | カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗)1/2W 68Ω(100本入) |
抵抗 330Ω | 1セット | カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗)1/2W 330Ω(100本入) |
はんだごて | 1個 | 電子工作用はんだこてセット(X-2000E) |
はんだ | 1個 | 高密度集積基板用はんだ |
2.参考にさせて頂いたところ(先駆者の方々には大変感謝します)
BluemixでRaspberryPi2のセンサーデータを拾う (5)センサーを付けてデータを拾う 温度・湿度・気圧まとめて採取編
Check! Bluemix で IBM IoT Foundation のデータを可視化しよう!(リアルタイムと履歴表示)
Getting started with IBM® IoTF – #1: Data Publish
DHT11という300円の温湿度センサーを買ったので今週はRaspberry piでリアルタイム温湿度ccchartを目指す。
Node-REDを使ってセンサーデータをWebSocketで出力する
センサーシミュレータ
##3.これからやろうとしていること
●とある場所の気温、湿度、気圧を取得し、クラウドのDBに蓄積する。
●気温などリアルタイムに変化する内容を可視化する。
●DBに格納したデータからグラフを表示する。
●温度毎にLEDの点灯色を変化させるように制御する。
##6.今後の作業概要
- その1 :概要説明(本ページ)
- その2 :Raspberry Piのセットアップ
- その3 :センサとLEDの組み立て
- その4 :Bluemixの設定
- その5 :デバイスの登録
- その6 :MQTTの接続確認
- その7 :mongodbの動作確認
- その8 :センサデータの可視化①(Google Gauge + Websocket)
- その9 :センサデータの可視化②(chart.js)
- その10:温度によるLED点灯色の制御
次回からはRaspberry Piのセットアップから開始します。
次回(その2)に続く。