4
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

BluemixでIoT 温湿度、気圧を収集・蓄積・可視化+LED制御 その2

Last updated at Posted at 2016-03-28

0.はじめに

 前回の続きです。今回はRaspberry PiにOSをインストールします。続けてiPhoneとWiFi接続し、
インターネットへ接続できるまでを範囲とします。

1.必要なもの(今回準備したもの)

項目 数量 メモ
インターネット接続環境 1つ 今回はiPhoneでテザリングを使用 ※今回はOSをダウンロードするので、これとは別に専用のインターネット回線があったほうが速いです。
パソコン 1台 作業用のPC 今回はWindows7 ※マイクロSDカードが使える環境をご準備ください。
Raspberry Pi 1台 Raspberry Pi 2 Model B
HDMIケーブル 1本
モニタ 1台 HDMI対応モニタ
WiFiドングル 1個 無線LAN子機(WLI-UC-GNM)
電源アダプタ 1個 5V2A電源
USBケーブル 1本 USBケーブル(タイプAオス- マイクロタイプBオス)
マイクロSDカード 1枚 MicroSDHC Class4 16GB(RMSD-BS16GB)
専用ケース 1個 Raspberry Pi用のケース
USBキーボード 1個 ワイヤレスキーボード(SKB-WL13W)
USBマウス 1個 無線マウス(BSMBW29SBL)

2.OS(Raspbian) NOOBSのインストールファイル入りマイクロSDカードを作成

(作業用PCでの作業)
今回使用したBUFFALO製のRMSD-BS16GBにて、最新版のNOOBS Ver1.9.0を導入しようとしたところ、
次のエラーが出たため、古いバージョン1.4.1を使用しています。

image

http://ftp.jaist.ac.jp/pub/raspberrypi/NOOBS/images/NOOBS-2015-05-12/ にアクセスする。
②NOOBS_v1_4_1.zipをクリックし、作業用PC内にダウンロードする。

③ダウンロードしたZIPファイルを解凍する。
image

④空のマイクロSDカードを作業用PCにセットする。
image

⑤マイクロSDカードをフォーマットする。
ココを参考にマイクロSDカードをフォーマットする。

⑥マイクロSDカードに③で解凍したフォルダをすべてコピーする。
image

3.Raspberry Piのセットアップ

①本体を箱から取り出し、ケースを装着する。
②マイクロSDカードを挿入する。
③USBキーボードとUSBマウスをセットする。
④HDMIケーブルをモニタと接続する。
⑤USBケーブルと電源アダプタを接続する。
①~⑤を実施後の接続図です。
image

背面図 
image

4.Raspberry Pi へOSをインストール

①電源アダプタをコンセントに接続すると、そのまま電源ONになる。
②しばらくすると、次の画面が表示されるので、「Raspbian [RECOMMENDED]」のチェックを入れる。また、画面に下にある言語部分を日本語に設定する。
image
③Install(i)をクリックする、次の確認メッセージが出力されるので、はいをクリックする。
image

④そして、インストールが始まり、完了までに20分ほどかかる。
image

⑤インストールが完了すると、OS(es) installed メッセージが出力されるので、OKをクリックする。
image

⑥再起動し、しばらくすると次のメッセージが出力されるので、そのままFinishを選択する。
image

5.タイムゾーンの変更

① raspi-configを起動する。

コマンド
pi@raspberrypi ~ $ sudo raspi-config

② 「4 Internationalisation Options」を選択する。
image

③ 「I2 Change Timezone」を選択する。
image

④ 「アジア」を選択する。
image

⑤ 「Tokyo」を選択する。
image

6.iPhoneでテザリングを設定

①インターネット共有を有効にし、WiFiで接続できる状態にする。
②SSIDとWiFiのパスワードを確認する。

7.Raspberry PiでWiFiを設定

①WiFiのUSBドングルを接続する。
②lsusbコマンドにて、認識していることを確認する。

コマンド
pi@raspberrypi ~ $ lsusb
Bus 001 Device 002: ID 0424:9514 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
Bus 001 Device 003: ID 0424:ec00 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 004: ID 0411:01a2 BUFFALO INC. (formerly MelCo., Inc.) WLI-UC-GNM Wireless LAN Adapter [Ralink RT8070]

③SSIDとWiFiパスワードからPSKを生成する。

コマンド
pi@raspberrypi ~ $ wpa_passphrase [iPhoneのSSID] [iPhoneのWiFiパスワード]
network={
        ssid="iPhoneのSSID"
        #psk="ssssssssssss"
        psk=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
} 

④WiFi設定ファイルを編集する。

コマンド
pi@raspberrypi ~ $ sudo vi /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

修正イメージ

/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
        ssid=iPhoneのSSID     #ここは各自の設定に書き直してください
        scan_ssid=0
        proto=RSN
        key_mgmt=WPA-PSK
        pairwise=CCMP
        group=CCMP
        psk=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx   #ここは各自の設定に書き直してください
}

⑤無線用Wlan0をDHCPでIPアドレスを取得するように変更する。

コマンド
pi@raspberrypi ~ $ sudo vi /etc/network/interfaces

auto wlan0の設定で、iface~manualになっている個所を、manual から dhcp に記述を変更する。

/etc/network/interfaces
auto wlan0
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet dhcp

⑥OSを再起動する。

⑦再起動後、設定が有効(wlan0にIPアドレスが付与されている)になっていることを確認する。

コマンド
pi@raspberrypi ~ $ ifconfig wlan0
表示例
wlan0     Link encap:イーサネット  ハードウェアアドレス cc:e1:d5:40:bc:3f
          inetアドレス:172.20.10.4 ブロードキャスト:172.20.10.15  マスク:255.255.255.240

以上で、WiFiの設定までが完了となります。

次回(その3)に続く。

4
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?