回路計算をスマートに行うためのMNA(修正ノード解析)プログラム**「PyMNA pro」**の開発を進めており、この度最新バージョンとなる v2.2 を公開しています
「Pythonの環境構築が面倒」「手軽に使いたい」という声に応え、Windows向けにEXE化(実行ファイル化)して配布しています。Pythonを入れていないPCでも、ダウンロードするだけでそのまま回路計算を実行できます。
🚀 PyMNA pro v2.2 でできること
- **修正ノード解析(MNA)**による電気回路の厳密な数値計算
- モジュール分割による内部処理の高速化・安定化(開発バージョン 2.2 の最新ロジックを搭載)
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環境構築不要! ダブルクリックだけで起動するEXEファイル形式での提供
📥 ダウンロードと実行方法
以下のGitHubリリースページから直接ダウンロードしてご利用いただけます。
🛠️ 起動方法
- 上記リンクの「Assets」内にある
pymna_main.exeをダウンロードします。 -
pymna_main.exeをダブルクリックして起動します。
🚨 Windowsで起動する際の注意点(初回のみ)
個人が開発したEXEファイルであるため、ダウンロード時や初回起動時にWindowsのセキュリティ機能(SmartScreen)により**「PCが保護されました」という青い警告画面**が表示されることがあります。
これはマルウェア等の危険性を示すものではなく、開発者署名がないために発生する仕様です。以下の手順で安全に起動できます。
- 警告画面にある 「詳細情報」 という薄い文字をクリックする。
- 右下に出現する 「実行」 ボタンを押す。
(※ブラウザでダウンロードが途中で止まる場合は、Ctrl + J でダウンロード履歴を開き、「危険を承知で保持」を選択してください)
🛠️ 使い方(回路の入力と解析手順)
プログラムを起動したら、以下の手順で簡単に回路計算を行うことができます。
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回路の入力
画面左側のテキストエリアに、ネットリスト形式で回路を記述します。
プリセットの回路例をいくらか用意したので参考にしてみてください。書き方ルールは
LTSpiceのネットリストに似ています。-
記述例:
R R1 1 0 1k 5
(ノード1とノード0の間にR1という名前の1kΩの抵抗を配置公差は5%)
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記述例:
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プリセットの活用
ゼロから書かなくても、分圧回路や反転増幅回路などのテンプレートが用意されています。これらを即座にロードしてカスタマイズすることが可能です。

↑Loadを押してください
↓View Diagramを押すと回路図の画像を表示します。(プリセットのみ)
↓設定した公差を考慮したワーストケース(MAX/MIN)が計算されます。

↓上記の回路網のLTSpiceの実行結果と本ツールの実行結果が一致しました。
LTSpiceの青文字の値と 以下のTYPの値を比較

上記の規模で手計算、エクセル計算書(あんちょこ)を作ると
重ね合わせの理やキルヒホッフの法則などを用いてかなりの計算量になります。
(全ノードの計算をする時間と公差を考慮したワーストケースの検証時間がかかります。)
このツールはネットリストさえ作ってしまえば簡単に計算結果を得ることができます。
部品追加、削除、定数変更も簡単にできます。
💡 おわりに
回路シミュレーションの効率化にぜひお役立てください!
バグ報告や機能要望などがあれば、GitHubのIssueやコメント欄にてお気軽に教えていただけると嬉しいです。
⚠️ 免責事項
本ツールは個人開発の成果物であり、計算結果の完全な正確性を保証するものではありません。実際の回路設計や業務等で使用される場合は、必ず検証をお願いいたします。本ツールを使用したことによる損害等について、制作者は一切の責任を負いかねます。



