はじめに
Catalinaになってから、書き換え用ソフトのTeensyが使えなくなってしまったので、代替方法を考える。
想定としては、レイアウトの変更は、 こちらのサイト で十分な方。
つまり、hexファイルが手元にあって、それをErgodoxEZに書き込みたい人のためのメモ。
コマンドラインツールのダウンロード
こちらからコマンドラインツールをダウンロードします。
$ git clone https://github.com/PaulStoffregen/teensy_loader_cli.git
以下のエラーが出る場合
xcrun: error: invalid active developer path (/Library/Developer/CommandLineTools),
missing xcrun at: /Library/Developer/CommandLineTools/usr/bin/xcrun
こちらの記事の通り、
xcode-select --install
を実行。
もしかすると、システム環境設定のソフトウェアアップデートにいるかも。
コマンドを実行すると、システム環境設定の通知が無くなったので、どちらでやっても同じ結果になる模様。
コマンドラインツールのコンパイル
ディレクトリを移動してMakefileを書き換える。
冒頭の
OS ?= LINUX
#OS ?= WINDOWS
#OS ?= MACOSX
#OS ?= BSD
を、
#OS ?= LINUX
#OS ?= WINDOWS
OS ?= MACOSX
#OS ?= BSD
に修正。
で、おもむろにmake。
同じディレクトリに、teensy_loader_cli
が生成されたはず。
コマンドラインツールで書き換え
こちらのqmk_firmwareのページに有るように、
$ ./teensy_loader_cli -mmcu=atmega32u4 -w 書き換えるファイル.hex
みたいな感じて書き換える。
状況がわかりやすいように、-vオプションを付けると良い。
コマンドを実行すると、ErgodoxEZのリセット待ちになるので、右側キーボードの右上にあるリセットスイッチを、ペーパークリップなどで押す。
押したら、
Found HalfKay Bootloader
Read "test.hex": 22552 bytes, 69.9% usage
Programming.................................................................................................................................................................................
Booting
となって、書き換え完了!