あまり違いを把握できていなかったのでメモ
キャッシュ(cache)とは
低速な装置のデータを高速なデータの装置に保存しておいて、同じデータが必要とされる場合は高速な装置から読み出すこと。一時的にデータを保存する技術で、再利用を目的としている。
Webブラウザが、一度入手しておいたデータをディスクに保存しておいて、後から同じデータが必要となった場合に、ディスクに保存しておいたデータを表示する。
なぜcahceがあるのか
Webブラウザは、遠く離れたWebサーバーからネットワークを経由して、データを入手して表示するため、サイズの大きな画像ファイルなどを表示するには、かなり時間がかかる。こういった問題を対処するためにcacheがある。
クッキー(Cookie)とは
Webサイトがユーザーのブラウザに小さなデータファイルを保存するための技術。
これにより、Webサイトはユーザーの情報（ログイン情報、ショッピングカートのアイテム、ユーザー設定など）を覚えておくことが可能になる。
Cookieを用いることで、再度ユーザーがWebサイトにアクセスした時に、そのWebサイトがユーザーを記憶することを助けることができる。
両者の違いは
キャッシュはWebページの読み込み速度を向上させるために使用する技術
クッキーはWebサイトの使いやすさを向上させるために使用する技術
セッションとは
ユーザーがウェブサイトにアクセスした時にサーバー側で保存される情報のセット。セッションは通常、一時的な情報（例えば、特定の操作のための一時的な設定や、一連のページのユーザーの操作など）を追跡するために使用される。セッションIDは通常、クッキーを介してユーザーのブラウザに保存される。
クッキーとセッションの違いは
クッキーはクライアント側（ユーザーのブラウザ）でデータを保存し、セッションはサーバー側でデータを保存する。また、クッキーは永続的（クッキーが削除されるまで）であり、セッションは一時的（ユーザーがウェブサイトを離れるか、一定時間が経過すると終了）。