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🟩ずんだもん:
つむぎ、最近話題になっていた「4ヵ月800万円のシステムがAIで3日50万円で作れた」という話があったのだ。
このブログの内容はすごく良く整理されていたから、ポイントをまとめてみようなのだ。
🟨つむぎ:
え〜それヤバくない?普通にSIのビジネス構造に影響あるじゃんw
でもぶっちゃけ現場にいると「まあそうなるよね感」あるよね。
■ AIが起こしている本質的変化
🟩ずんだもん:
重要なのは単なるコスト削減じゃないのだ。
発注・受託という社会構造そのものが変わり始めているところが本質なのだ。
🟨つむぎ:
人月ビジネスって「時間かけるほど安心」みたいな前提あったけど、
さいきん急に「AIで速く作ったほうがむしろリスク低い」って変化してきてるのビビるよね。
🟩ずんだもん:
そうなのだ。
システム成果物は工数に比例しないのだ。
むしろ工数が増えるほど管理コストが爆増して生産性は落ちるのだ。
🟨つむぎ:
ドキュメント山ほど作ってるのに、実際の価値増えてないみたいなやつか~。
むしろ顧客が急スピードで気づき始めてるやつ。
■ なぜ従来SIは重くなったのか
🟩ずんだもん:
そもそもSIは開発そのもので儲かりにくい構造だったのだ。
だから
・多重下請けでコスト調整
・ハードやライセンスで利益補填
・人VS人の「関係性」で囲い込み
こういう戦略だったのだ。
🟨つむぎ:
う~ん、でもクラウドとSaaSとAIで全部崩壊した感じだよね。
サーバー売って儲けるとかもう無理ゲーじゃん。
🟩ずんだもん:
結果として
失敗できない構造 → プロセス肥大化 → 開発長期化
という悪循環になったのだ。
■ AIで何が変わるのか
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🟨つむぎ:
AI入ると一番最初に消えるのって
「仕様をコードに落とすだけの人」だって書かれてるね。
🟩ずんだもん:
そうなのだ。
代わりに価値が上がるのは
・問題定義
・構造理解
・アーキテクチャ設計
・業務知識
・AI活用設計
こういう能力なのだ。
🟨つむぎ:
つまり「手を動かす人」より
「システムの未来を決める人」の価値が上がるってことね。
■ 内製化が加速する理由
🟩ずんだもん:
AIとローコードの普及で
中小企業でも内製チームを持てる可能性が出てきたのだ。
🟨つむぎ:
今まで外注しか選択肢なかった会社が
普通に自分たちで作れる世界になるのヤバいよね。
🟩ずんだもん:
特に
・30分ヒアリングで理解できる業務
・小規模改善
・社内向けツール
こういう領域は
AIでの内製や、小規模開発に流れる可能性が高いのだ。
■ ただし外注が残る領域
🟨つむぎ:
銀行とか基幹はまだ無理っしょ?
🟩ずんだもん:
そうなのだ。
規制・高信頼・巨大トランザクションなどは
変化速度が遅い可能性が高いのだ。
ただしそこも長期的には
・SaaS化
・API標準化
・AI検証
でゆっくりと効率化されるはずなのだ。
■ ずんだもんの予測(ここが本題)
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① 市民開発を推し進める「もともと優秀だった層」が前に出てくる
🟩ずんだもん
「医者のブログとかを読んでいると、
-
ロジカル
-
情報収集も速い
-
現場の知見が鬼レベル
みたいな『この人IT業界でも余裕でやっていけるのだ…』という人がけっこういるのだ。」
🟨つむぎ
「わかる〜。
そういう人たちって、これまでは“IT業界じゃないから”って理由で、要件側に押し込まれてたんだよね。」
🟩ずんだもん
「でも今後は、
-
生成AI
-
ノーコード/ローコード
-
軽量なAIコーディング環境
が組み合わさって、『IT業界じゃないけど、ガチで作れる市民開発者』して前線に出てくるのだ。
もともと優秀だった層が、沈黙させられていたIT能力を解放するイメージなのだ!😤」
🟨つむぎ
「少年漫画で人気の展開じゃん!」
② 人材がダイナミックプライシングされる
🟩ずんだもん
「SI構造だと、
-
この人は○○万円/月
-
一回アサインしたら契約単価はあまり変えられない
という世界観で動くのだ。
だから、もし1年の間にその人が
- フロントエンド → バックエンド → サーバーサイド
とスキルジャンプしても、同じ現場にいる限りは“サラリーキャップ”に縛られがちなのだ。」
🟨つむぎ
「しかも本人も無意識に、“自分はこのレンジの人材”って自己認識に寄せちゃうからね〜。」
🟩ずんだもん
「でもAIを前提にすると、
-
AI+自分のスキルで、どれくらい成果が出せるか
-
Gitの差分やアウトプットから、どれくらい価値のある変更をしているか
が可視化されていくのだ。
そうなると、スキルの伸びとアウトプットに応じて、単価がダイナミックに上下する構造が出てくると思うのだ。」
🟨つむぎ
「“アサイン時に決まった単価”より、“ポートフォリオと実績で随時決まる単価”の比重が上がってくる感じだね〜。」
③ 肉体労働で稼ぐのが厳しくなり、「差分を読める人」が生き残る
🟩ずんだもん
「ここ2年くらいで、AIブームによって
-
単純な資料作り
-
日々の定型オペレーション
みたいな“肉体労働的な作業”が、どんどん機械に取って代わられ始めているのだ。」
🟨つむぎ
「エンド顧客もさ、“毎日誰かがルーティン作業してる”って状態に、じわじわストレス感じてると思うよ。
『人が休んだら作業止まるの?』『属人化じゃね?』みたいな不安が消えないし。」
🟩ずんだもん
「ぼくのようなインフラエンジニア視点だと、
-
Terraform
-
Ansible
-
Cloud Init
みたいなIaC+Gitベースの運用で差分を管理するのが、より一般的になると思うのだ。
そうするとエンジニアの価値は、
- “作業しました”ではなく
- “この差分にはこういう意図とリスクがある”と説明できること
にシフトしていくのだ。」
🟨つむぎ
「つまり、
-
Gitの差分
-
IaCの変更
-
その結果出ているメトリクスやログ
を読み解いて、問題解決と設計に責任を持てる人が生き残るってことだね〜。
■ まとめ
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🟨つむぎ:
つまりさ
AIで楽になるってより
評価軸そのものが時間から能力に変わるって話だよね。
🟩ずんだもん:
その通りなのだ。
そしてこれはエンジニアの働き方だけでなく
産業の構造そのものを現在進行形で変えつつあるのだ。
過去にもこんなことがあったのだ。
■ 例① FAXが長く残った理由
🟨つむぎ:
日本だとこれ分かりやすいよね。FAX文化。
🟩ずんだもん:
そうなのだ。
メールやクラウド共有のほうが圧倒的に便利だったのに、
業務フロー・責任分界・承認文化がFAX前提で設計されていたため長く残ったのだ。
・紙で残る安心感
・押印フロー
・確認電話とのセット文化
・「送った証跡」の形式
こういったビジネス構造が変わらなかったのだ。
🟨つむぎ:
つまり技術の問題じゃなくて
業務変化への適応スピードの問題だったってことだよね。
🟩ずんだもん:
でも、「同じことを繰り返して、いつの間にかとんでもないレベルに達している」
これは日本人の強みでもあるのだ。
だからIT業界のスピードと相性は悪くても、弱点ではないということは言っておきたいのだ。
■ 例④ 電話中心のサポート文化
🟩ずんだもん:
もう一つは電話なのだ。
チャット・チケット・セルフサービスのほうが
・記録性
・再利用性
・非同期性
に優れているのだ。
しかし多くの現場では
「電話したほうが早い」という体験ベースの文化が残り続けたのだ。
🟨つむぎ:
でも電話って
あとから誰も履歴追えないし、属人化しまくるよねw
🟩ずんだもん:
そうなのだ。
だから技術は進んでいても
業務構造が変わらない限り効率化は起きないという典型例なのだ。
これもフォローしておくと、
電話の発明により、情報伝達のメインストリームが対話(発話)になっていたことに起因するのだ。
つまり当時はその能力が高い人が多かっただけ、ということなのだ。
■ つまり今回も同じ構造なのだ
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🟩ずんだもん:
AIがすごいという話ではなく、
FAXや電話と同じように
技術はすでに次の段階に進んでいるのに、ビジネス構造が前のままなだけなのだ。
🟨つむぎ:
だから今は
「どっちが正しいか」じゃなくて
どっちの時代に自分が立つか選ぶタイミングってことね。
🟩ずんだもん:
その通りなのだ。
そして歴史的に見れば、
変化は必ず起きるのだ。
🟨つむぎ:
仕事が消えたというより、“仕事を測る物差し”が変わっただけってことね。
これが分かればうま確じゃん!ポイポイナイス〜❤️
利用キャラクター
- ずんだもん:VOICEVOX:ずんだもん
- つむぎ:PIXIV:りょうごさん
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