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SCTの知識を整理

Last updated at Posted at 2021-12-24

背景・目的

  • Schema Conversion Tool(以降、SCTという。)を使う機会があるので事前に学ぶ。

結論

  • SCTでできることは、スキーマ変換以外にも、SQLの書き換えやRedshiftへの最適化などが可能。

内容

SCTとは

  • Schema Conversion Toolの略。
  • 以下に、ドキュメントの内容を転記する。

AWS Schema Conversion Tool (AWS SCT) を使用すると、データベースエンジン間で既存のデータベーススキーマを変換できます。リレーショナル OLTP スキーマやデータウェアハウススキーマを変換できます。変換されたスキーマは、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) MySQL、MariaDB、Oracle、SQL サーバー、PostgreSQL Amazon Aurora スター、または Amazon Redshift クラスターに適しています。変換されたスキーマは、Amazon EC2 インスタンスでデータベースと共に使用するか、Amazon S3 バケットでデータとして保存することもできます。

  • データベース間のスキーマを変換できる
  • 対象は、OLTPのRDB、DWHなど

サポートされている変換

  • 2021/12/24現在の対象を以下にまとめておく。詳細はドキュメントを参照。

OLTP

ソース ターゲット
Aurora MySQL Aurora PostgreSQL MariaDB SQL Server MySQL PostgreSQL DynamoDB
SQL Server
互換版(※1)

互換版(※1)

10.2および10.3
-
MySQL(バージョン5.5以降) - - - - -
Oracle(バージョン10.2以降)
10.2および10.3
- -
IBM Db2 LUW(バージョン 9.1、9.5、)
10.2および10.3
- -
Apache Cassandra (バージョン 2.0、3.0、3.1.1、および 3.11.2) - - - - - -
Sybase ASE (12.5、15.0、15.5、15.7、16.0) - - -
  • ※1 互換版とそれ以外の違いの違いが不明。後ほど調べる。

DWH

ソース ターゲット
Redshift
Greenplum データベース (バージョン 4.3 以降)
Microsoft SQL Server (バージョン 2008 以降)
Netezza (バージョン 7.0.3 以降)
Oracle (バージョン 10 以降)
Teradata (バージョン 13 以降)
Vertica (バージョン 7.2.2 以降)

概要

  • 以下に、機能についてのドキュメントを転機する。

AWS SCTには、ソースデータベースのデータベーススキーマをターゲット Amazon RDS インスタンスと互換性のある形式に自動変換するための、プロジェクトベースのユーザーインターフェイスが用意されています。ソースデータベースのスキーマを自動変換できない場合、AWS SCTでは、ターゲット Amazon RDS データベースで同等のスキーマを作成する方法についてのガイダンスが表示されます。

  • UIで操作可能
  • プロジェクトベースで作成される
  • 変換できない場合、ガイドされる(詳細は別途でまとめる予定)

AWS SCT に関するフィードバックを提供できます。バグレポートの提出、機能リクエストの提出、一般情報の提供ができます。

  • フィードバックを提供できる。(詳細は別途でまとめる予定)

その他機能

  • 以下に、スキーマ変換以外の機能を記載する。
    • データ抽出エージェントを使用し、Redshiftへの以降を準備するため、DWHからデータを抽出できる。

    • DMSエンドポイント、タスクを作成できる。またSCTからタスクの状況をモニタリングもできる。

    • RDSやRedshiftへ変換できない場合、SCT拡張パックウィザードを使用して、変換できない機能をエミュレートできる

      • Lambda、Pythonライブラリをインストールする
    • Redshiftデータベースを最適化する。ソートキーと分散キーをレコメンドする。

    • RDSインスタンスに、オンプレミスのDBスキーマをコピーできる。

      • クラウドへの移行や、ライセンスタイプの変更にかかるコスト試算に役立てる。
    • アプリケーションSQLを変換できる。(詳細は別途まとめる予定)

    • ETL変換できる。(詳細は別途まとめる予定)

考察

  • RDBだけかと思いきや、KVS(Cassandra)もサポートされている。
  • DWHはかなりのラインナップがある。
  • 触ってみないと実感がわかない。いくつか不明な仕様があるので、後ほど確認し本ページを更新する予定。

参考

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