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S3のオブジェクトをライフサイクルルールを使用して削除してみた

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背景・目的

以前、大量(小サイズでたくさんのファイル)のオブジェクトを使用して、Glueの検証をしました。
その際に、残ったファイルが複数のバケットで、約2億オブジェクトありました。

こちらを、S3ライフサイクルルールで削除したときのメモになります。

まとめ

S3にある大量のオブジェクトを削除する際には、ライフサイクルルールが利用することで比較的早く削除が可能です。

実践

現在の状況を確認

現在の状況は下記のとおりです。

当該アカウント全体のサイズとオブジェクト数は、下記の通りです。

  • サイズ:25.5TB
  • オブジェクト:194.6M

image.png

上位2つのバケットで、10TB超が2つあります。
image.png

ライフサイクルルールを設定

  1. S3で、対象のバケットを選択し、①管理タブ>②ライフサイクルルールを作成するをクリックします。
    image.png

  2. ライフサイクルルールの作成画面で、下記を入力し「ルールの作成」をクリックします。

    • ライフサイクルルール名を任意の名前で設定
    • ルールスコープを選択を「バケット内のすべてのオブジェクトに適用」を選択
    • バケット内のすべてのオブジェクトに適用を選択
    • ライフサイクルールのアクションを選択
      • オブジェクトの現行バージョンを有効切れにする
      • オブジェクトの非現行バージョンを完全に削除
      • 有効期限切れのオブジェクト削除マーカまたは不完全なマルチパートアップロードを削除
    • 下記の日数を1日に設定する
      • オブジェクトの現行バージョンの有効期限が切れる
      • オブジェクトの非現行バージョンを完全に削除
      • 有効期限切れのオブジェクト削除マーカーまたは不完全なマルチパートアップロードを削除
        image.png
        image.png
  3. ルールが作成されました。
    image.png

設定内容を確認

  1. オブジェクトのプロパティーをクリックし、設定したルールを確認します。
    image.png

  2. オブジェクトのプロパティを選択し、有効期限ルールと有効期限日を確認します
    image.png

    image.png

翌日の確認

エビデンスを取り忘れてしまいましたが、翌日、ほとんどのS3データが消えていました。

考察

以前は、s3 rm --recursive や、 s3 rb --forceなどで削除していましたが、それと比較してあっという間に削除できました。大量かつ、多量なオブジェクトを削除するのにとても効果的と考えます。

参考

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