4
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

GravioからCO2データをkintoneに送って可視化する

Last updated at Posted at 2021-12-02

kintoneのAdvent Calendarに参加するとのことで、久々のCO2可視化シリーズです。
ということでkintoneとGravioを連携してみます。

使用環境

  • Raspberry Pi 4 Model B w/4GB RAM
  • Ubuntu Server 20.04.3 LTS
  • Gravio HubKit v4.4.0-6902
  • Gravio Studio v4.4.4247.0
  • Gracio CO2センサー (Gravio Standardの契約が必要)
  • kintone (開発者ライセンス スタンダードコース)

事前準備

手順

kintoneでの作業

アプリの作成

kintoneにログインし、アプリを作成します。
image.png
image.png
image.png
「はじめから作成」をクリックしましょう。

image.png

フォームの作成

フォームに「日時」と「数値」をドラッグ&ドロップします。
image.png
あとでAPIを呼ぶのを簡単にするために、日時の設定画面でフィールドコードを timestamp としておきましょう。
image.png

CO2の値の方も同様に。こちらはフィールド名や単位も変更しておきましょう。
image.png
最後に「フォームを保存」しておきましょう。
image.png

グラフの作成

グラフタブに移動して、グラフも作成しちゃいましょう。
image.png

グラフの種類は 折れ線、大項目に 日時 、集計方法は 平均 、条件に 日時 >(より後) 昨日 、ソートに 大項目 昇順 を指定しておきましょう。あとから適当に調整してください。
image.png

「保存」ボタンをクリックして保存します。
image.png

APIトークンの取得

最後に設定タブのAPIトークンからAPIトークンを生成して取得しておきます。
image.png

「生成する」ボタンをクリックします。

image.png

Gravioからはレコードを追加するだけなので、「レコード閲覧」のチェックは外し、「レコード追加」をチェックしてください。で、APIトークンはどこかに保存しておいてくださいね。
image.png

最後に「保存」ボタンをクリックします。
image.png

アプリ名をつけて公開

最後にアプリ名を CO2 にし、「アプリを公開」ボタンで公開します。
image.png

「OK」ボタンをクリックしてkintone側の設定は完了です。
image.png

データがないのでこんな感じです。
image.png

Gravioでの設定

アクションを作成する

まずはアクションです。いつものようにHTTP Requestコンポーネントを配置します。
プロパティは次のように指定します。

プロパティ
HTTPメソッド POST
URL https://<サブドメイン名>.cybozu.com/k/v1/record.json
cp.Headers = {"X-Cybozu-API-Token": "dMezsbuJqhaBz5vS4bkFkmsCJ7JsloGCmQVg4brI"}
cv.Payload = {"app": 3, "record": {"timestamp": {"value": tv.Timestamp}, "CO2": {"value": tv.Data}}}

Pre Mappingsで認証情報をヘッダに、値をペイロードに指定します。
image.png

実行してみましょう。kintoneのテーブルに、現在時刻で値 0 が書き込まれたと思います。
image.png

トリガーで連携

最後にトリガーを作りましょう。CO2のデータが届いたら上で作ったアクションを実行するように設定します。
image.png
あまり多くのデータがkintoneに入ってきても困るので、1分毎くらいにしておきましょう。有効期限を 59000 にしておきます。

結果の確認

しばらくほっておくと、こんな感じでデータが入ってくるようになりますね。
image.png
グラフを見るともっとわかりやすいです。
image.png

ポイント

  • kintoneのフィールドコードをASCII文字だけにするなど、わかりやすくしておくとPOSTデータを作りやすい
  • データを書き込む頻度は1分毎くらいがちょうどいい

参考

4
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?