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kintoneAdvent Calendar 2021

Day 3

GravioからCO2データをkintoneに送って可視化する

Last updated at Posted at 2021-12-02

kintoneのAdvent Calendarに参加するとのことで、久々のCO2可視化シリーズです。
ということでkintoneとGravioを連携してみます。

使用環境

  • Raspberry Pi 4 Model B w/4GB RAM
  • Ubuntu Server 20.04.3 LTS
  • Gravio HubKit v4.4.0-6902
  • Gravio Studio v4.4.4247.0
  • Gracio CO2センサー (Gravio Standardの契約が必要)
  • kintone (開発者ライセンス スタンダードコース)

事前準備

手順

kintoneでの作業

アプリの作成

kintoneにログインし、アプリを作成します。
image.png
image.png
image.png
「はじめから作成」をクリックしましょう。

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フォームの作成

フォームに「日時」と「数値」をドラッグ&ドロップします。
image.png
あとでAPIを呼ぶのを簡単にするために、日時の設定画面でフィールドコードを timestamp としておきましょう。
image.png

CO2の値の方も同様に。こちらはフィールド名や単位も変更しておきましょう。
image.png
最後に「フォームを保存」しておきましょう。
image.png

グラフの作成

グラフタブに移動して、グラフも作成しちゃいましょう。
image.png

グラフの種類は 折れ線、大項目に 日時 、集計方法は 平均 、条件に 日時 >(より後) 昨日 、ソートに 大項目 昇順 を指定しておきましょう。あとから適当に調整してください。
image.png

「保存」ボタンをクリックして保存します。
image.png

APIトークンの取得

最後に設定タブのAPIトークンからAPIトークンを生成して取得しておきます。
image.png

「生成する」ボタンをクリックします。

image.png

Gravioからはレコードを追加するだけなので、「レコード閲覧」のチェックは外し、「レコード追加」をチェックしてください。で、APIトークンはどこかに保存しておいてくださいね。
image.png

最後に「保存」ボタンをクリックします。
image.png

アプリ名をつけて公開

最後にアプリ名を CO2 にし、「アプリを公開」ボタンで公開します。
image.png

「OK」ボタンをクリックしてkintone側の設定は完了です。
image.png

データがないのでこんな感じです。
image.png

Gravioでの設定

アクションを作成する

まずはアクションです。いつものようにHTTP Requestコンポーネントを配置します。
プロパティは次のように指定します。

プロパティ
HTTPメソッド POST
URL https://<サブドメイン名>.cybozu.com/k/v1/record.json
cp.Headers = {"X-Cybozu-API-Token": "dMezsbuJqhaBz5vS4bkFkmsCJ7JsloGCmQVg4brI"}
cv.Payload = {"app": 3, "record": {"timestamp": {"value": tv.Timestamp}, "CO2": {"value": tv.Data}}}

Pre Mappingsで認証情報をヘッダに、値をペイロードに指定します。
image.png

実行してみましょう。kintoneのテーブルに、現在時刻で値 0 が書き込まれたと思います。
image.png

トリガーで連携

最後にトリガーを作りましょう。CO2のデータが届いたら上で作ったアクションを実行するように設定します。
image.png
あまり多くのデータがkintoneに入ってきても困るので、1分毎くらいにしておきましょう。有効期限を 59000 にしておきます。

結果の確認

しばらくほっておくと、こんな感じでデータが入ってくるようになりますね。
image.png
グラフを見るともっとわかりやすいです。
image.png

ポイント

  • kintoneのフィールドコードをASCII文字だけにするなど、わかりやすくしておくとPOSTデータを作りやすい
  • データを書き込む頻度は1分毎くらいがちょうどいい

参考

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