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とりあえず⚡️Thunderbolt 4ケーブルを買っとけばヨシ！！

Last updated at 2021-10-20Posted at 2021-05-04

2021/5/9 加筆修正しました

こんにちは。@zrn-nsです。

最近USBの規格がどんどん増えてきましたね。
Type-Cコネクタが出てきたと思ったら、USB3.0、3.1, 3.1Gen 2なんてものも出てきて、最近ではUSB4が登場しました。
かなりカオスになってますが、この混沌に終止符を打つべく、**シンプルかつ最強の規格である「Thunderbolt 4」**が登場したのでご紹介します。

⚡️Thunderbolt 4って何？

Intelが開発し、2020年7月に規格の詳細を発表した最新の転送規格で、Thunderbolt 3やUSB4の上位規格に当たります。

Thunderbolt 3

USB3.1 Gen 2の上位規格
USB Type-Cコネクタを採用
USB3.1 Gen 2と比べ 転送速度が高速（最低20Gbps、最大40Gbps） で、さらに画面出力にも対応している
MacのUSB-Cポートはだいたいコレに準拠している

USB4

Thunderbolt 3をベースに作られた、USB3.1 Gen 2の上位規格。Type-Cコネクタを利用する
ほぼThunderbolt 3と同等の規格¹

✨ここがすごいぞ！ Thunderbolt 4

Thunderbolt 4は、「IntelがかんがえたさいきょうのUSB4」である

USB4は、仕様で決められた最低スペックと最高スペックの間に幅があり、どこまで実装するかはメーカーに委ねられています。
定義が曖昧なので、メーカーごとに様々なスペックのケーブルが生み出されてしまい、利用者側がどのケーブルを買えばいいか分からないという問題があります。

一方その上位規格であるTnderbolt 4は、Intelが策定したUSB4の最高スペックを網羅した規格です。
いわば**「IntelのかんがえたさいきょうのUSB4」**なので、利用者は対応の製品を買っておけば、確実にUSB4規格上最高の体験を得る事ができます。

Thunderbolt 4とUSB4ではどういう部分が違うのか

USB4の仕様では、最低スペックと最高スペックの間に幅があると話しましたが、どのあたりがメーカーに委ねられているのでしょうか。

【転送速度に関する要件】 USB4では20Gbpsまたは40Gbpsの転送速度をサポートすることになっているが、Thunderbolt 4では必ず40Gbpsをサポートする必要がある。
【画面出力に関する要件】 USB4では最低4K映像を1画面出力できることが定められているが、Thunderbolt 4では必ず4K映像を2画面、もしくは8K映像を1画面に出力できることが定められている

最大で倍くらい性能に差があるということですね。

Thunderbolt 4はThunderbolt 3、USB4以前の規格と互換性をもつ

Thunderbolt 4ケーブルの良い点として、USB4、Thunderbolt 3ケーブルとしても使えるので、非常に汎用性が高いことが挙げられます。
今後USB Type-C端子のケーブル選びで迷ったら、とりあえずThunderbolt 4って書いているケーブルを買っておけば間違いないです。

❗️Thunderbolt 4ケーブルの注意ポイント

🐍（現状）ケーブルの長さは最長2.0mまでに限られる

今後はもっと長くできるようにするらしいですが、現状、最長2.0mまでのケーブルまでしか作ることができません

💸値段は結構高い

互換性や品質に優れている反面、値段も高いです
高いと言っても、Thunderbolt 3のアクティブケーブルと同じくらいの価格なので、Thunderbolt 3のケーブルを買うなら間違いなくThunderbolt 4のケーブルを買ったほうが良いです。
- 2.0m: ￥5,999 Cable Matters Thunderbolt 4 ケーブル2m
- 0.8m: ￥2,799 Cable Matters Thunderbolt 4 ケーブル0.8m