目的
「Update set batching」機能(更新セットのグルーピング)の使い方を簡単にメモする。
概要
更新セットに親子関係を設定し、一括で操作できる機能。
複数の更新セットをコミットする場合に、誤った順序でコミットしたり、コミットすべき更新セットを飛ばしてしまう可能性を回避できるのがメリット。
参考
ServiceNow Docsを参考とした。
Update set batching
手順
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All > System Update Sets > Local Update Sets を開く
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親と子にする予定の更新セットの[Status]はCompleteの状態にしておく
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子のレコードの[Parent]に、親のレコードを設定し、親子関係を作る
※今回の例では子は1つだが、複数の子を持つことも可能。 -
更新セットを別インスタンスへ移動させる
今回の例ではPDIでの検証なので、インスタンスを接続しての移行ができない。
そのため、xml出力して移行させてみる。 -
System Update Sets > Retrieved Update Sets を開く
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[Import Update Set from XML]からバッチ化された更新セットXMLをインポートする
インポートに成功すると、更新セットが表示される
※[Remote Batch Base]には、親レコードが表示されるようだ
まとめ
単純に更新セットの数が多い場合、適用作業の手間を削減できて便利。
マージとどちらが良いかについては別途検討していきたい。