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データサイエンティスト検定 リテラシーレベル受験記

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はじめに

データサイエンティスト職につき半年がたちました。
知識の定着を確認するため、6月9日にデータサイエンティスト検定(通称DS検定)を受けてきました。
合否の発表は来月ですが、全分野で基準点の80%を超えていたのでおそらく受かってると思います。

この記事では私が行った対策について書いていきます。
これから受験しようと思っている方々の助けとなれば幸いです。

試験の概要

どんな試験なのか?といった内容は割愛します。
詳しくは公式サイトを参照してください。
※第7回から試験範囲が変わり、問題数と試験時間が若干増えました。

  • 問題数90問→100問
  • 試験時間90分→100分

受験対策

筆者のステータス

  • 情報工学系の学部卒
  • 大手学習塾にて教育職の経験あり
  • 現在は都内でデータサイエンティスト職に従事

学習塾時代にアルバイトの大学生に数学を教えていたため、今回の試験範囲の数学については特に対策は必要ありませんでした。
また、転職前にITパスポートを所得していたためビジネス分野はほぼ既知の内容でした。

使用した教材

勉強方法

試験の2週間前くらいから対策をはじめ、1日1時間ほど勉強していました。
しっかりと測ってはいませんが、試験までの学習時間はおよそ20時間くらいだったと思います。

前半の1週間は白本を読み、知らない単語を検索して知識をインプットしていきました。
後半の1週間は白本巻末の模擬問題や黒本を一通りとき、間違ってた内容について解説や白本を読みなおしました。

受けてみた感想

  • データサイエンティストとしての基礎知識とマインドを問われる試験
  • 問題集の問題が解ければ理解は十分
  • 本番の問題の質が微妙(誤字脱字あり、グラフが雑)
  • 適切なものを選びなさい。/適切でないものを選びなさい。での読み間違いが命取り。要注意。
  • 追加範囲の問題めっちゃ出る
  • 見直す時間がわりとある(じっくりと解いても20分以上余った)

パターン別対策案

色々なバックグラウンドの方がいると思うので、いくつかパターンに分けておすすめの対策方法を提案していきます。

パターン1 数学が苦手な人

基礎数学の学習→白本→黒本

文系出身であったり、数学が苦手な人は数学の対策から始めることをおすすめします。
数学の対策を勧める理由は以下の2点です。

  • 計算問題の出題数が多い
    CBTなので受ける人によって多少変わりますが、私が受けた問題は計算問題がいくつもありました。いずれも難易度は高くないので、しっかりと対策して臨み得点源にすることをおすすめします。
  • データサイエンス分野のほぼ全単元で数学の知識が必要
    統計や機械学習の分野は、基礎数学の知識がないと理解することが難しいです。

基礎数学の範囲としては

  • 高校数学
  • 大学1年で習う数学(線形代数(行列)、微積分、確率統計)

このあたりが理解できていれば十分です。

パターン2 プログラミング未経験の人

SQLの学習→白本→黒本

データエンジニアリング分野では、SQLに関する問題が多数出題されます。
その中でも、SELECT文の穴埋めや実行結果を答える問題は、白本を読んだだけのSQLの知識では解くのが困難です。

このあたりのサイトでSQLについて基本文法を学習してから、試験の対策を行うことをおすすめします。

おわりに

データサイエンティスト検定の受験記でした。
データサイエンティストであるための前提知識を万遍なく習得できるので、これからデータサイエンティストを目指す方は、まずこの資格を習得することを目標としても良いと思います。

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