概要
Rails
で API
を開発する際に、ActiveModelSerializers
のバージョン 0.10.x
を使用しているとネストされた関連オブジェクトをレンダリングできないという問題に直面しました。この問題は、render
メソッドで include
オプションを明示的に指定することで解決できます。
原因
ActiveModelSerializers
のバージョン 0.10.x
では、デフォルトでネストされた関連オブジェクトの自動レンダリングがサポートされていません。これにより、期待通りにネストされた JSON
を返却するために追加の手順が必要になります。
対処法: include
オプションの使用
期待通りにネストされた JSON
レスポンスを生成するためには、render
メソッド内で include
オプションを使用して、明示的にネストされたオブジェクトを指定する必要があります。以下は、店舗情報とその関連オブジェクトをレンダリングする Rails
コントローラーの実装例です。
get_stores_controller.rb
class Api::V1::StoresController < ApplicationController
def index
stores = Store.includes(:company, :prefecture, :city).order(id: :desc)
render json: stores, include: ['company', 'prefecture', 'city'], status: :ok
end
end
この方法を用いることで、クライアントに対して期待通りのネストされた JSON
レスポンスを返却することが可能になります。
参照
自らの備忘録のために投稿してますが、なにかお役に立てましたら幸いです!
また、なにか間違ってましたらご指摘いただけますと幸いです!