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これは何?
「ISUCONに入門してみる」シリーズでは、筆者が ISUCON11 を解く際にやったことを備忘録的に時系列順に書き並べていきます。本記事(①セットアップ)では、アプリケーションを AWS の EC2 インスタンスに構築し、初期状態でベンチマーカーを実行するところまでやります。以下の順で説明していきます。
- ami からインスタンスを起動する
- 初期状態でベンチマーカーを実行
ami からインスタンスを起動する
ami (Amazon Machine Image) から EC2 インスタンスを起動します。「ami から EC2 インスタンスを起動する」の意味がわからない場合は、以下の記事を読むかググっていただきたいのですが、ざっくり説明すると「EC2 インスタンス起動時のベースを決めるもの」みたいな感じだと認識しています。
isucon 関連の ami は以下に用意されているので、この中の ami-0796be4f4814fc3d5 を利用して EC2 インスタンスを起動するだけで構築完了です。
設定等
必要な設定は主に以下の項目です。
- インスタンスタイプ:c5.large
- AMI:ami-0796be4f4814fc3d5
- インバウンドルールの設定
インスタンスタイプについてですが、安く済ませようと t2.micro にしてしまうと、スペックが低すぎて少しパフォーマンスを改善しても全く点数が変化しなかったりしたので、本番同様c5.large にすることをお勧めします。
この時点で、すでにアプリケーションは動いています。ブラウザからhttp://{パブリックIPアドレス}:3000
にアクセスすると、「ISU CONDITION」というアプリが確認できると思います。
初期状態でベンチマーカーを実行
作成したインスタンスにsshログインします。以降の流れは下のリンク先に従ってください。
自分の場合は、初期スコアは1513点でした。
18:54:26.391504 score: 1513(1546 - 33) : pass
18:54:26.391984 deduction: 0 / timeout: 339