はじめに
お問い合わせフォームや会員登録画面で、何度も同じ情報を入力するのはユーザーにとってストレスです。
今回は、ブラウザに保存された情報を活用して、入力を劇的に楽にするライブラリ「browsget.js」を紹介します。
browsget.jsとは?
browsget.jsは、ブラウザに一時保存された入力内容を、別サイトのフォームでも自動で呼び出せるようにするJavaScriptライブラリです。有名な住所入力補助「ZipAddr」の技術を応用して作られています。
主なメリット
・導入が超簡単: スクリプトをー行読み込むだけ。
・離脱防止: 入力の手間を減らし、コンバージョン率(CVR)の向上が期待できる。
・スマホ最適化: フリック入力が面倒なスマホユーザーに特に喜ばれる。
・強力な自動入力: 標準15項目の編集機能が優れておりブラウザ非依存、設定不要が楽。
導入方法
使い方は非常にシンプルです。HTMLの<body></body>間の設置したい場所に、以下のコードを追加する。
<script defer id="brows-id" src="https://zipaddr.github.io/browsget.js" charset="UTF-8"></script>
※追加位置に操作メニューが表示される。
(デザインはお任せ)
※メニューを任意の場所に設置したい場合は、script文の前へ下記を記述する。
<span id="brows-id"></span>
利用手順のイメージ
■情報の事前登録
(1) https://browsjp.com/help/ で「ブラウザ情報管理へ」押下→(2)へ
←ここ
(2) https://browsjp.com/update/ でデータ登録(標準15項目)

※データ登録・更新・削除、バックアップのdownload/uploadが可能。
■情報の自動入力
フォームに表示されている操作メニューから指示する。
(1)パスコード(任意:暗証番号)を入力。
(2)「ブラGet」押下で、データが自動挿入される。
■詳細&デモ:browsget.jsの概説
どんな場面で役立つ?
・不動産や求人サイト: 複数の物件や求人に問い合わせる際、何度も同じ情報を打たなくて済む。
・ECサイト: ゲスト購入時の入力負荷を軽減する。
・社内システム: 繰り返し入力が必要な業務フォームの効率化。
※氏名、住所、メールアドレス等、どのフォームにもある項目ですね。
なぜセキュリティが最強なの?
(1)各ブラウザにあるlocalStorage機能で個人情報を利用者の機器内に格納する。
(2)個人情報が管理サイト/browsjp.com側にもないので盗難・紛失がない。
※盗難・紛失の可能性があるのは本人責任の機器だけ。
まとめ
いかがでしたか、これほど簡単に利用できるツールはありません。
・ユーザーの「めんどくさい」を解消するだけで、サイトの価値は大きく上がります。
・既存のフォームに一行足すだけなので、ぜひ試してみてください!
※実例として不動産会社のお問い合わせフォームに適用した場合、
9/13項目中(約70%)が自動入力できました。