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現場で使えるRuby on Rails5速習実践ガイド まとめ

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現場で使えるRuby on Rails5速習実践ガイド一冊を一通り習い終えたので、なるほど!と思ったことをメモしました。

用語整理

rbenv:

Rubyのバージョン管理を簡単にしてくれるツール。
開発においてプロジェクトに合わせてバージョンを使い分ける必要があるため、バージョン管理は重要。動作の速さやBundlerによるgem管理の使い勝手の良さが評価されている。

rbenvのインストールにはHomebrewが便利で、Homebrewの利用にはXcodeが必要。
つまり、Xcode -> Homebrew -> rbenvの順でインストールを行う。

RDB:

Relational DataBaseの略。
データを表で管理してわかりやすく関連性を示すデータベースのこと。
普段使うMysqlやPostgresqlなども含まれる。

アセットパイプライン:

記述したCSSやJavaScriptをブラウザにとって最適な形にする処理のこと。
production環境では処理速度や通信量を重視する点からアセットの連結・最小化が行われるのに対し、devlopment環境ではデバックのしやすさを追求するためアセットの連結・最小化が行われない。

app/views/layouts/application.html.slim
    = stylesheet_link_tag    'application', media: 'all'
    = javascript_include_tag 'application'

共通ビューでのヘルパーメソッドstylesheet_link_tag, javascript_include_tagの記述によってブラウザがCSSやJavaScriptのアセットを読み込んでいる。

Yarn:

JavaScriptのパッケージマネージャ(RailsでいうGemのパッケージマネージャはBundler)のこと。
RailsがサポートするWebpack,Vue.js,React.jsなどのフロントエンドのモジュールをRailsから管理する役割を担っている。

Yarnはデフォルトで入っていないため、自分でインストールしなければいけない。

Webpacker:
Railsのgemの一つで、Webpackを使ったアセットの管理を簡単にする。
WebpackerはYarnをインストールしていなければ使えない。

〇〇と△△の違い

<renderとredirect_toの違い>
renderはアクション直後にviewを返すのに対し、redirect_toはアクション後に別のURLへとブラウザがリクエストし直す。
アクション内でrenderやredirect_toを記述しなくてもviewが表示されるのはRailsが勝手にアクション名と同じ名前のviewを返してくれるからである。

<saveとsave!の違い>
saveメソッドは検証エラーがあればfalseを返し、そのエラーの中身はerrorsメソッドで見ることができる。
save!メソッドは検証エラーがあればfalseでなく例外を発生させるため、絶対保存できるはず!という時に使うのが妥当。
つまり、if文の分岐処理として使う場合はエラーでなくtrueかfalseを返したいため、!はつけない。

<findとfind_byの違い>
findメソッドはデータがない時にエラーActiveRecord::RecordNotFoundを発生する。
find_byメソッドはデータがない時にnilを返す。

よってログイン処理ではログインしていない状態、すなわちsession[:user_id]がない時にエラーでなくnilを返したいのでfind_byメソッドを使う。

その他のメモ

ルーティングについて

URLとHTTPメソッドの組み合わせからコントローラのアクションを繋げる役目だけでなく、
一つのルートはrails routesと打った時に出てくるPrefix部分に記述されているURLパターン名を用いてURLを簡単に作成するためのヘルパーメソッドを作り出している
link_toメソッドの第2引数の(URLパターン名)_pathはルーティングで生成されたURLヘルパーメソッドである。

マイグレーションについて

マイグレーションファイルはバージョンの上げる記述だけでなく、上げ下げどちらの記述もしたほうがいい。
changeメソッドではバージョンを上げるコードだけの記述から、Railsが勝手にバージョンを下げるロールバック処理も行ってくれるようになっている。
$ rails db:migrate:redoコマンドはバージョンを一回下げてまた戻す処理をしてくれるためロールバックができるか確認することができる。これを常に確認する癖をつけておいたほうがチーム開発では特にトラブルへの対応が楽になる。

Cookieの仕組みについて

まず、ブラウザの初めてのリクエストに対して、サーバはCookie情報を含めたレスポンスを返すことでブラウザはサーバのドメイン情報とそのCookie情報を保存する。
次回以降、サーバはブラウザからのリクエストに含まれるCookie情報から以前の情報を取得して更新する。更新したCookie情報はブラウザに渡され保存される。
この繰り返しでブラウザ側で情報を更新し続けている。

学び終えた全体の感想

とにかくRailsが勝手にやってくれていることが多いな!というのが印象的でした。便利であるからこそその裏側は知っておくべきだと改めて感じました。また、学んでいてRuby on Railsの勉強というよりRuby on Railsによる開発の勉強というような感覚でした。実践的な開発の流れであったり仕組みが細かく記述されていたためとても勉強になりました。基礎学習としておすすめです!

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