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NiceHashマイニング 個人的奨励設定 メモ

Last updated at Posted at 2021-07-11

#目次

#1. 背景
 マイニングリグがwin10のBSODに陥ってクラッシュすることがあった。。。
再発しそうなので、個人的な奨励設定について自分用にメモをまとめたいと思った。

#2. 構成
 メインPCとリグは別筐体。
リグに入出力デバイスは一切接続せず、アクセスする場合はRDP経由。
リグのOSはwindows 10 pro、マイニングはNiceHashで実行。
構成.png

#3.OS
##3-1.OSインストール
リグにOSを入れる
・下記のMS公式ページから、win10のISOイメージファイルを入手。
  Windows 用のインストール メディアを作成する
・.exeファイルを実行して、USBメモリにインストールメディアを作成。
・リグへUSBメモリ挿入。
・BIOSを開いて、USBが先頭になるようブート順序を変更して起動。
・案内に従い、OSをインストール。
##3-2.ドライバ更新
GPU認識に必要なドライバを導入する
・windowsボタン上で右クリック→「デバイスマネージャー」をクリック。
デバイスマネージャー.png
・「ディスプレイ アダプタ」を開き、認識できていないディスプレイアダプター上で右クリックし、ドライバーを更新する。
コメント 2021-07-11 170906.png
・「ドライバー」タブを開き、「ドライバーの更新」をクリック。
コメント 2021-07-11 170935.png
・搭載しているGPUがOS上で全て認識されていることを確認。
image.png

##3-3.Autoログイン設定
PC起動時にユーザ/pwを入力することなく自動ログインできるようにする
・24-365でリグが稼働できるようOSがハングして再起動時した際を考慮し、自動でユーザログインできるよう設定する。
・「windowsキー+R」で検索ウィンドウを起動し、「regedit」と入力しレジストリエディタを起動。
regedit.png
・下記のパスのDevicePasswordLessBuildVersionを開く。

コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\PasswordLess\Device\DevicePasswordLessBuildVersion

レジストリ_password.png
・「値のデータ」をデフォルト値の2から0へ変更。
※2:自動ログイン設定変更自体が無効化されている状態
 0:自動ログイン設定変更が有効化されている状態
image.png
・「windowsキー+R」で検索ウィンドウを起動し、「netplwiz」と入力しOKをクリック。
netplwiz.png
・起動した「ユーザアカウント」ウィンドウで、
ユーザーがコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要のチェックを外して、OKをクリック。
ユーザアカウント設定画面.png

##3-4.仮想メモリの割り当て(※好み)
利用することのないROMメモリ領域を仮想メモリとして利用する
・GPUを複数枚搭載して動かした際に、メモリ不足を感じため仮想メモリの割り当てを行う。
・「windowsキー+R」で検索ウィンドウを起動し、「control」と入力しコントロールパネルを起動。
control.png
・「システムとセキュリティ」→「システム」→「システムの詳細情報」
システムの詳細設定.png
・「設定」→「変更」→「カスタムサイズ」で割り当て量を指定し、OKをクリック。
仮想メモリ割り当て.png

#4.NiceHash
##4-1.ソフトウェアインストール
マイニングに必要なソフトを入れる
・下記のNiceHash公式ページからインストーラーを入手。
  NiceHash Miner Download Center
・インストーラーを起動してインストール。
 ※windows defenderに拒まれたら無視する。
##4-2.自動起動設定
OS起動時にマイニングが開始されるよう設定する
・右上の歯車をクリックし、Advancedタブの設定を下記のように有効化。
nicehash_config.png
##4-3.マイニング対象指定
CPUは使用せずGPUのみでマイニングが開始するよう指定する
・GPUは無論全てEnabledに指定するが、
 CPUについては費用対効果が悪いためDisabledに設定しておく。
nicehash_disable設定.png

#5.CORE/MEMORYのクロック
・リグに搭載しているグラボがALL Geforceであれば、NiceHash quick-minerでクロック設定を自動化するのがオススメ。
・Radeonを一枚でも積んでいるのであれば、下記のクロック設定が必要。
##5-1.MSI AfterBurner インストール
OC/UCに必要なソフトを入れる
・下記のMSI公式ページからインストーラーを入手。
  MSI AfterBurner downloadリンク
  ※MSI製以外のグラフィックボードでも互換性はあるため問題なし。
##5-2.OC/UC 設定
マイニングの効率を上げるためにクロック値の設定を行う
・搭載しているGPU毎に、下記3点を適用して
 右上のwindowsボタンを押してOS起動時のデフォルト設定として保存する。
afterburner.png
 - CORE CLOCKのアンダークロック
 - MEMORY CLOCKのオーバークロック
 - TEMP LIMITの設定(※HWの寿命を延ばすのため75℃以下推奨。)
 ※CORE/MEMORYのクロック数は下記を参照。
  ① NiceHash公式 NVIDIA Overclock Settings
  ② NiceHashQuickMiner Github wiki
  ⇒肌感としては公式の提示している設定値も最適とは思えていないので、
   電気代やOSのハング有無等をチェックしながら、
   OC/UCは自分でチューニングする必要がありそう。

#6.ネットワーク
##6-1.IP設定
メインPCからRDPアクセスできるよう固定IPを設定する
・タスクバーからネットワーク設定を開く。
ネットワーク設定①.png
・デフォルト設定はDHCPのため、IPが変更されないよう編集から手動で静的IPを設定する。
ネットワーク設定2.png
ネットワーク設定3.png

##6-2.RDPアクセス許可設定
RDPクライアント設定を有効化する
・「windowsキー+R」で検索ウィンドウを起動し、「control」と入力しコントロールパネルを起動。
control.png
・「システムとセキュリティ」をクリック。
RDP1.png
・デフォルトだとRDPクライアント設定は無効化されているため、
 ☑をつけて有効化する。
RDP2.png

#7.収益の通知(※好み)
日次で収益を通知するようなシステムを導入する
・手順は下記を参照。
 ⇒ ②NiceHashマイニング収益をAWS Lambda×LINE NotifyでLINE通知する

#8.終わりに
・BTC大暴落してて悲しいです。。。

#9.更新履歴
ver. 1.0 初版投稿 2021/07/11
ver. 1.1 NiceHash quick-miner追記 2021/08/09

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