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AWS CloudTech ハンズオン1に必要な費用の調べ方についてまとめました

Last updated at Posted at 2021-09-08

※2021.09.24更新

この記事を書いている私について

インフラ系PMO歴半年でAWSクラウドプラクティショナーを取ったばかりの私が
AWS CloudTechという動画学習サービスに参加し、AWSエンジニアを目指すための備忘録となります:fire:

この記事を書こうと思った経緯

構築の練習をしたいけど、実際どのくらい費用がかかるの!?と思い書きました。
AWS CloudTechで費用をまとめてくれていますが、AWSの料金体系は変わってきますし、
自分で確認したい初学者の参考になれば嬉しいです。

この記事で対象としている課題

AWSが公開している料金表を参考におおよその費用を算出します。

対象:AWS CloudTech ハンズオン1_基本的なブログサービスを構築する(シングル構成)

ハンズオン1の構成図

インターネットゲートウェイ、EC2、RDSとシンプルな構成です。

AWS 課題1.png

ハンズオン1の構築に必要な費用の一覧 (2021.9.8時点)

■EC2(オンデマンド):Amazon Linux2 *無料利用枠あり
 タイプ:t2.micro

  時間単価:$0.0116
  月額:$0.0116 X 730H → $8.352

■データ転送

  月あたりリクエスト数:25000
  平均レスポンス(byte):51200
  1GBデータ量単価(OUT):$0.09
  月額:(25000 X 51200 X $0.09)/1000000000byte → $0.1152

■RDS(オンデマンド)
 タイプ:db.t2.micro

  時間単価:$0.017
  SSDストレージ (GBあたり):$0.115
  GB量:5
  月額:$0.017 X 730H + $0.115 X 5 → $12.985

◆月額(計):$21.4522
◆時間単価(計):$21.4522 / 730H →  $0.0294

     
 シンプルな構成なら時間当たり3円ほど、安いですね!

公式ページで見るべき場所の紹介

■Amazon EC2 オンデマンド料金
 https://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing/on-demand/

■Amazon EC2 データ転送
 https://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing/on-demand/

■旧世代インスタンスの価格 オンデマンド DB インスタンス
https://aws.amazon.com/jp/rds/previous-generation/

学習していない時に費用が発生しないようにするためには

■EC2(オンデマンド)→停止中にすること
料金は、インスタンスが開始してから、それが終了または停止するまでの、各インスタンスについて使用されるインスタンス時間当たりの料金となるため、使わないときは必ず停止中にしましょう。

(2021.09.24追記)
クラテクの黒川さん(@AwsskillC)に教えていただいたことを追記します。
・EC2は利用する時間(例:9:00〜18:00)のみ起動終了を制御するCloudWatch Eventsで作る仕組みもあり、
仕組みで強制するのもひとつの手になります。
https://qiita.com/t-toyota/items/5d7455568f1856fd2f4e
→今のところ個人では使うことが無さそうですが、運用で有効活用できそうですね。

・EC2を停止していても、EC2にアタッチされているEBSボリュームを保持しているだけでわずかな料金がかるため注意しましょう。 https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/knowledge-center/ebs-charge-stopped-instance/
→これは本当に注意して欲しいので諸学所の方にはリンクも見ていただきたいです。
 スナップショットにも費用が発生するため注意が必要です。

■データ転送
Amazon EC2 受信 (イン)」/「送信 (アウト)」されるデータ転送量を基に請求されますので、データ転送が無ければ費用は発生しません。

■RDS(オンデマンド)
時間単位で、計算処理能力に対して料金が発生します。使わないときには必ず停止しましょう。

(2021.09.24追記)
クラテクの黒川さん(@AwsskillC)に教えていただいたことを追記します。
RDSは停止していても、1週間経過すると自動起動(!)するのでご注意ください。
https://www.t3a.jp/blog/infrastructure/rds-auto-startup/
→これがあるので私はスナップショットを取っていたのですが、
 スナップショット保管にも費用が掛かるので、気にされる方はご注意ください。

最後に

想定していない料金が発生しないよう気けて
これからも勉強していきたいと思います。

内容に不備がございましたら、ご指摘いただけますと幸いです。

この記事はAWS初学者を導く体系的な動画学習サービス「AWS CloudTech」の課題カリキュラムで作成しました。
https://aws-cloud-tech.com

(2021.09.24追記)
本記事はクラテク黒川さん(@AwsskillC)にチェックいただいており、その際に下記のWEBサービスを使用して注釈を入れられたページのリンクを黒川さんから共有してもらいました。

・Webアノテーション
 https://web.hypothes.is/

 注釈を共有するのにとても便利なツールですね。素晴らしいです。
 私も取り入れてみようと思います!

 

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