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■ アプリだけでクラウド管理設定できちゃう ~Aruba Instant on 製品~

Last updated at Posted at 2025-05-26

こんにちは★
万能家(ジェネラリスト)という名の器用貧乏 零壱(ゼロイチ)テクトです。

クラウド管理のネットワーク機器/アクセスポイントの
Aruba製品 AP11を購入したので、息抜きに設定をしてみました。

同じArubaのPoE Hubも購入したのですが、こちらはL2 Hubなので
Intant on製品でありながら、特に管理する機能はなく
APのみのご紹介になります。

Qiitaに投稿するのを憚られるくらい簡単過ぎて
投稿場所を迷ったのですが、ブラウザからの設定ではなく
アプリだけで設定が完結できたので備忘的に残します。

Aruba Instant Onは設定が本当に簡単なので
公式サイトでも十分と言われてもおかしくないです。

■公式サイト:Aruba Instant On
https://instant-on.hpe.com/techdocs/ja-jp/content/home.htm

1.Aruba Intant登録

 アプリが最初でも良いのですが、Arubaのクラウド管理は
 Instant onというサービス名でのユーザ登録が必要です。

 Aruba Instant on上にユーザを登録して
 ネットワーク名を決めます。
 そのネットワークに、Instant on対応機器を登録・設定を行う形です。

 ここでは、登録から進めていきます。
 Instant onのサイトにアクセスします。

 ■ Aruba Instant On ポータル
 https://portal.instant-on.hpe.com/

 ネットワーク名・メールアドレス・パスワードを入力して
 登録を完了させます。

 

 登録後、メールアドレスに承認確認のメールが届くので
 クリックして承認完了させます。 

 僕のネットワークは「01Tecto-Networks」にしました。

2.アプリインストール

 Android/iPhoneにInstant onアプリをインストールします。
 僕は、iPhone持ちなのでiOS版をインストールしました。

3.機器の接続

  APをネットワークに物理的に接続します。
  インターネットに接続できるよう接続して、電源を入れてください。

  僕の場合は、ルータ~~~PoE Hub~~~AP11、という構成で接続しました。

  

  PoE Hubを使っているので、AP11にはACアダプタは不要で
  LANケーブル1本で、電源と通信が賄えます。

4.アプリから設定

 Instant onアプリを起動します。

  

 登録したIntant onアカウントでサインインします。
 ※アカウントが無ければ、「アカウントを作成」をクリックして登録作業を実施します。

  

 ログイン後、最初の画面はダッシュボードになります。
 画面上部に「ネットワーク名」が表示されています。
 僕のネットワーク「01Tectp-Networks」が表示されています

 

 そのネットワーク所属の情報で、
 「オンラインデバイス」は、ネットワークに登録されている機器の台数
 「アクティブネットワーク」は、使っているSSIDの数です。

5.アプリ:デバイス登録

 初設定なのでオンラインデバイスをクリックしましょう。
 デバイス画面に遷移するので、右下の「」ボタンを押します。

 

 「デバイスを検索する」を押します。
 シリアル番号で機器が表示されたら、タップして登録します。
 ※検索で見つからない場合「シリアル番号」を直接入力して登録も可能です。

     

 3枚目の画像でデバイスが登録されました。

6.アプリ:ネットワーク設定

 下メニューの左から2番目「ネットワーク」を選択します。

 

 右下の「」ボタンを押します。
 「ネットワークの作成」画面に遷移します。

 

 「用途」を選択
 ゲストではない、ので「メイン」を選びます。

 「ID」はSSIDの事です。
 僕はここでは「01Net-Aruba-ac」と入力。

 ※SSIDの名付けルールは、色々あるかと思います。
  僕の場合は、いくつかの機器を使い分けるので
  「ネットワーク名」-「メーカ名」-「規格
  という形で分けています。

  規格は周波数とセットにしていて
  5GHzと2.4Ghzの規格と対応規格で分けています。

  2.4GHz → b、g、bgn
  5GHz → a、an、ac、ax
  5GHz/6GHz → acax

 「セキュリティ」はお好みで。
 ガチガチ過ぎても接続できない機器が出てきしまうので
 デフォルトの「WPA2+WPA3パーソナル」を選びます。

 「ネットワークパスワード」は
 SSIDに接続時に聞かれるパスワードです。
 なるべく長い文字にしましょう。

 スクロールして下に下げて 
 「その他オプション」にいきます。

 

 「無線オプション」を選びます。

 

 デフォルトは、2.4GHzと5GHzと両方チェックされています。
 特に速度を気にしない方は、そのままで。

※速度が全然違うので、僕はWifiネットワークを作る時は
 必ず、5GHzのSSIDと、2.4GHzのSSIDに分けるポリシーを設けています。

 2.4GHzは速度が遅いけど遠くまで接続できて
 5GHzは早いけど遠くへ行くほど減衰が大きいので
 お住まいに合わせましょう。


 2.4GHz側には、「範囲を拡張」という項目があります。

 

 これは遅い速度を許可する設定です。
 これをONにすると、つながりやすいけど遅い速度に接続する事が増えます。
 通常はOFFのままにしてください。

 しかし、古いネットワーク機器やゲーム機では
 この遅い速度しか接続できない機器があったりするので
 ケースバイケースでONにしてください。

 幸い、僕の3DSやPS Vitaは、OFFのままでも接続できました。

 ※個人的体感は、5GHzでも大きい家の1F端から2F端まで
  ぐらいの距離感でも無ければ、減衰しても5GHzの方が早い
  と感じています。


 次に「ネットワーク割り当て」を押します。

 

 デフォルトは、「すべてのデバイスを選択」になっており
 SSIDを設定したらいきなり登録したデバイスに反映されます。

 必要に応じて、対象デバイスを変えたりしてください。
 ここではONになっているのだけ確認して終わりです。

 これでSSIDの登録が終わりました。
 画面を戻って右上の「完了」を押します。

    

 SSID名の右横に緑の🟢がついていますね。
 これで設定完了してAPに設定が反映されました。 

※ここで緑色の🟢は、APが正常にインターネット/クラウドに接続できています。
 逆に🔴はAPとの通信切断なので配線やルータの設定を確認しましょう。

7.設定結果

 以上で設定が完了しました。

 

 PCなりスマホから、iPhoneのWifi画面を見て
 先ほど設定したSSID。
 僕でいうと「01Net-Aruba-ac」「01Net-Aruba-bgn」が
 表示されていれば設定成功です。

 ▼おまけでブラウザ側でのダッシュボードも載せます
 

 あまりの内容の薄さに拍子抜けされていると思いますが
 最後まで見て頂きありがとうございます。


    どこかの誰かの何かの足しになれば幸いです。
                         01000010 01011001 01000101

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