こんにちは★
万能家(ジェネラリスト)という名の器用貧乏 零壱(ゼロイチ)テクトです。

クラウド管理のネットワーク機器/アクセスポイントの
Aruba製品 AP11を購入したので、息抜きに設定をしてみました。
同じArubaのPoE Hubも購入したのですが、こちらはL2 Hubなので
Intant on製品でありながら、特に管理する機能はなく
APのみのご紹介になります。
Qiitaに投稿するのを憚られるくらい簡単過ぎて
投稿場所を迷ったのですが、ブラウザからの設定ではなく
アプリだけで設定が完結できたので備忘的に残します。
Aruba Instant Onは設定が本当に簡単なので
公式サイトでも十分と言われてもおかしくないです。
■公式サイト:Aruba Instant On
https://instant-on.hpe.com/techdocs/ja-jp/content/home.htm
1.Aruba Intant登録
アプリが最初でも良いのですが、Arubaのクラウド管理は
Instant onというサービス名でのユーザ登録が必要です。
Aruba Instant on上にユーザを登録して
ネットワーク名を決めます。
そのネットワークに、Instant on対応機器を登録・設定を行う形です。
ここでは、登録から進めていきます。
Instant onのサイトにアクセスします。
■ Aruba Instant On ポータル
https://portal.instant-on.hpe.com/
ネットワーク名・メールアドレス・パスワードを入力して
登録を完了させます。
登録後、メールアドレスに承認確認のメールが届くので
クリックして承認完了させます。
僕のネットワークは「01Tecto-Networks」にしました。
2.アプリインストール
Android/iPhoneにInstant onアプリをインストールします。
僕は、iPhone持ちなのでiOS版をインストールしました。
3.機器の接続
APをネットワークに物理的に接続します。
インターネットに接続できるよう接続して、電源を入れてください。
僕の場合は、ルータ~~~PoE Hub~~~AP11、という構成で接続しました。
PoE Hubを使っているので、AP11にはACアダプタは不要で
LANケーブル1本で、電源と通信が賄えます。
4.アプリから設定
Instant onアプリを起動します。
登録したIntant onアカウントでサインインします。
※アカウントが無ければ、「アカウントを作成」をクリックして登録作業を実施します。
ログイン後、最初の画面はダッシュボードになります。
画面上部に「ネットワーク名」が表示されています。
僕のネットワーク「01Tectp-Networks
」が表示されています
そのネットワーク所属の情報で、
「オンラインデバイス」は、ネットワークに登録されている機器の台数
「アクティブネットワーク」は、使っているSSIDの数です。
5.アプリ:デバイス登録
初設定なのでオンラインデバイスをクリックしましょう。
デバイス画面に遷移するので、右下の「+」ボタンを押します。
「デバイスを検索する」を押します。
シリアル番号で機器が表示されたら、タップして登録します。
※検索で見つからない場合「シリアル番号」を直接入力して登録も可能です。
3枚目の画像でデバイスが登録されました。
6.アプリ:ネットワーク設定
下メニューの左から2番目「ネットワーク」を選択します。
右下の「+」ボタンを押します。
「ネットワークの作成」画面に遷移します。
「用途」を選択
ゲストではない、ので「メイン」を選びます。
「ID」はSSIDの事です。
僕はここでは「01Net-Aruba-ac
」と入力。
※SSIDの名付けルールは、色々あるかと思います。
僕の場合は、いくつかの機器を使い分けるので
「ネットワーク名」-「メーカ名」-「規格」
という形で分けています。
規格は周波数とセットにしていて
5GHzと2.4Ghzの規格と対応規格で分けています。
2.4GHz → b、g、bgn
5GHz → a、an、ac、ax
5GHz/6GHz → acax
「セキュリティ」はお好みで。
ガチガチ過ぎても接続できない機器が出てきしまうので
デフォルトの「WPA2+WPA3パーソナル」を選びます。
「ネットワークパスワード」は
SSIDに接続時に聞かれるパスワードです。
なるべく長い文字にしましょう。
スクロールして下に下げて
「その他オプション」にいきます。
「無線オプション」を選びます。
デフォルトは、2.4GHzと5GHzと両方チェックされています。
特に速度を気にしない方は、そのままで。
※速度が全然違うので、僕はWifiネットワークを作る時は
必ず、5GHzのSSIDと、2.4GHzのSSIDに分けるポリシーを設けています。
2.4GHzは速度が遅いけど遠くまで接続できて
5GHzは早いけど遠くへ行くほど減衰が大きいので
お住まいに合わせましょう。
2.4GHz側には、「範囲を拡張」という項目があります。
これは遅い速度を許可する設定です。
これをONにすると、つながりやすいけど遅い速度に接続する事が増えます。
通常はOFFのままにしてください。
しかし、古いネットワーク機器やゲーム機では
この遅い速度しか接続できない機器があったりするので
ケースバイケースでONにしてください。
幸い、僕の3DSやPS Vitaは、OFFのままでも接続できました。
※個人的体感は、5GHzでも大きい家の1F端から2F端まで
ぐらいの距離感でも無ければ、減衰しても5GHzの方が早い
と感じています。
次に「ネットワーク割り当て」を押します。
デフォルトは、「すべてのデバイスを選択」になっており
SSIDを設定したらいきなり登録したデバイスに反映されます。
必要に応じて、対象デバイスを変えたりしてください。
ここではONになっているのだけ確認して終わりです。
これでSSIDの登録が終わりました。
画面を戻って右上の「完了」を押します。
SSID名の右横に緑の🟢がついていますね。
これで設定完了してAPに設定が反映されました。
※ここで緑色の🟢は、APが正常にインターネット/クラウドに接続できています。
逆に🔴はAPとの通信切断なので配線やルータの設定を確認しましょう。
7.設定結果
以上で設定が完了しました。
PCなりスマホから、iPhoneのWifi画面を見て
先ほど設定したSSID。
僕でいうと「01Net-Aruba-ac
」「01Net-Aruba-bgn
」が
表示されていれば設定成功です。
あまりの内容の薄さに拍子抜けされていると思いますが
最後まで見て頂きありがとうございます。
どこかの誰かの何かの足しになれば幸いです。
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